MDMのご紹介
Handbookご利用企業が、MobiControlを導入するメリットは?
Handbookご利用企業が、MobiControlを導入するメリットについて、MobiControl日本総代理店であるペネトレイト・オブ・リミット株式会社 副社長 兼 CTO 宮下 伸也 様に伺いました。
MobiControlとはどのような位置づけの製品ですか?
MobiControlは、世界中で10万社以上にご利用いただいているMDM製品です。カナダのSOTI社が開発しています。
SOTI社は技術志向の強い開発集団で「We managed mobility」を掲げ、あらゆるモバイル端末をトータルに管理することを目指しています。そのため、iPhone, iPad, Androidにとどまらず、 Windows ノートPC, Windows Mobile, Windows CE端末など多岐にわたるモバイル端末に対応しています。
ペネトレイト・オブ・リミット株式会社
副社長 兼 CTO
宮下 伸也 様
ペネトレイト・オブ・リミット株式会社がMobiControlの日本での総代理店となられた経緯を教えてください。
弊社は5年以上前からモバイル端末向けのアプリケーション開発と開発したアプリケーションの運用・サポートを実施していました。あるとき、とある石川県のお客様のWindows Mobile端末 50台をリモートメンテナンスすることとなり、よい製品がないかを探していたところ、MobiControlと出会いました。
MobiControlは、単なるリモート監視だけでなく、スケジュール設定ができたり、トリガーを契機にスクリプトの実行やメール配信も行えるなど、思った以上に高機能で汎用性があり、私はすっかり惚れ込んでしまいました。
その頃は、まだモバイル端末を業務で利用すること自体まれでしたが、私は、いずれモバイル端末のスペックが上がり、ネットワークインフラも整えば、モバイル端末はノートPCの役割を担っていくと考えていましたので、MobiControlと出会ったときに「これだ!」と思い、すぐその足でカナダに向かい、SOTI社と日本での総代理店の契約を締結したという次第です。
2008年1月より日本語版の販売を開始し、日本での総代理店として単なる販売だけでなく、日本語化対応、また日本でのMobiControlのサポートの全般を行っています。
MobiControlの機能の特長を教えてください。
MDMの機能は大きく分けると1)セキュリティ/機能制限 2)アプリの一元管理/配布 3)リモートコントロールの3つに分類できると思います。
セキュリティ/機能制限、アプリの一元管理/配布機能をサポートしているMDM製品はたくさんありますが、MobiControlはそれに加えリモートコントロール機能が充実しているところが大きな特長となっています。
モバイル端末の利用者は必ずしもITリテラシーが高いとは限りません。現場でモバイル端末を操作していてエラーが起きた場合、ヘルプデスクに電話をしても、どのようなエラーなのか、再現性はあるのかなどを正しくヘルプデスクに伝えられないケースが多々あります。そんな場合にいったんモバイル端末を送ってもらって調査するのではなく、その場でリモートアクセスして、調査できることはサポートコスト削減に大きな役割を果たします。
具体的なお客様のご利用事例を教えてください。
弊社は業務用端末をサポートしていることもあり、比較的規模の大きい流通、製造系のお客様が多いですが、最近では病院などでも利用が進んでいます。
ある北海道の病院では、遠隔医療用貸し出し端末の操作に関する遠隔でのヘルプデスクにMobiControlをご利用いただいています。
また、ある高知の病院では、iPod touchを医療関係者に配布し、たとえば点滴15分後にアラートがあがるようにするなど院内業務に利用されています。このような医薬系のアプリケーションは、バージョンアップが頻繁で、かつ全員が必ずアップデートしなければなりません。そこで、バージョンアップが行われるまで、ポップアップを繰り返し出し続ける制御をMobiControlが担っています。また停電計画を全員に通知したり、SafariやApp Storeの利用を制限することにもMobiControlが使われています。
Handbookご導入企業がMobiControlを導入するメリットを教えてください。
営業組織が新たにiPadやAndroidタブレットを導入し、Handbookを活用される傍ら、物流センターでは引き続き業務端末で在庫管理をされるというケースもあると思います。MobiControlはiOS、Android端末だけでなく、業務端末までサポートしていますので、そのような企業のモバイル端末をトータル管理できるメリットを享受いただけます。また、対応端末が多岐にわたりますので、今後BYODを推進される企業にもお勧めです。
MobiControlの今後の方向性を教えてください。
今後更なるマルチデバイス対応を進めていきたいと考えています。また大企業向けの機能追加にもフォーカスをしていく予定です。
ありがとうございました。