ファブレットサイズは中途半端?実はビジネスに便利なサイズ!
スマートフォンより大きく、タブレットより小さいファブレット。中途半端なサイズというイメージもありますが、実はビジネスにおいて活用できるシーンも多いのです。このサイズだからこその、ビジネス利用時のメリットを、具体的に見ていきます。
スマホ、タブレットにつぐ第3の選択肢
どのような端末をファブレットと呼ぶかについて厳密な定義はありません。しかし、「大画面が魅力のファブレットがスマートフォンの主流に?」でもふれたように、一般的に画面サイズが5.5インチから7インチの間で、スマートフォン同様に通話のできる端末をさすことが多いようです。
2014年春、ソニーのXperia Z Ultra やLGエレクトロニクスのG Flex LGL23など、ファブレットの新機種が次々発売され注目が高まっています。スマートフォンでは画面が小さいけれど、タブレットは持ち歩くには大きすぎる……。そのような場合に、両者の中間サイズであるファブレットが活躍します。
文書の閲覧が素早くスマートに!
ファブレットが活躍するビジネスシーンのひとつが、文書の閲覧です。もちろん、スマートフォンでもWordやExcelなどのオフィス文書やPDFファイルを開くことはできます。
しかし、実際にスマートフォンの主流である4インチ前後の画面で文書を閲覧すると、かなり見づらさを感じるのではないでしょうか。一度に見ることのできる範囲が小さいために何度もスクロールしなければならず、効率も悪くなります。
このような、わざわざノートパソコンを開くほどではないけれどスマホでは不便という場合に、ファブレットなら素早く必要な資料の確認をすることができます。
地図を閲覧する際にも、画面が大きいことはメリットになります。外出の多い営業職などでも、便利に活用できるのではないでしょうか。
ペン入力でとっさのメモに対応!
ファブレットの中には、スタイラスペンでの入力が可能なものがあります。Xperia Z Ultraは、別売りされている細身のペンを使って、手書きの細かい文字や図を入力することができます。
サムスンのGALAXY Note 3にも、ペン操作による手書きメモ機能があります。紙とペンのような感覚で使えるので、とっさのメモにも便利です。
ファブレットはタブレットより軽く小さいので、片手で持ってもう片方の手でペン入力することができるため、まさに紙のメモ帳感覚でメモを取ることができます。
スマホの画面サイズに不満なら試す価値あり
ファブレット独特のサイズを中途半端と感じるか、便利に活用するかは使い方次第です。もちろんビジネスだけでなく、動画の視聴や写真撮影などにも、大きな画面のファブレットは魅力的なもの。
今まで、スマートフォンの画面サイズに物足りなさを感じていた人や、タブレットを持ち歩こうか迷っていた人にとって、ファブレットは大いに試してみる価値のあるデバイスではないでしょうか。