【2015年下期版】スマートデバイスを使いこなす営業パーソンが選ぶ ビジネス系おススメアプリ5選

2015/10/06
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ビジネスの現場でタブレットをはじめとするスマートデバイスの導入が進んでいます。そしてこのスマートデバイスの有効活用において、スマートデバイスをビジネスで最大限活用できるか否かのカギを握るのは、アプリの選択と言ってもよいでしょう。今回は、ビジネス活用のうち、営業活動にフォーカスして役立つアプリを5つ、カテゴリごとにご紹介していきます。

マルチデバイス対応はビジネスアプリの必須要件!?

会社や部署で一括導入という場合をのぞき、タブレット、スマートフォンなどは、端末およびファームウェアのバージョンも含め、同じ端末、状態であることはほとんどないと言えます。

そこでアプリを選定する際に重要になってくるポイントが、「どの端末でも利用することができる」、すなわち複数デバイス対応のアプリを選定することです。例えば、スケジュール管理アプリにおいて、Android端末を利用しているメンバーとiPhoneを利用しているメンバーのあいだでスケジュールの共有ができなければ、そもそもスケジュール管理の用途を果たしません。そこで今回は対応端末の数が多い点をポイントに、日々の営業活動にてスマートデバイスを使いこなす弊社営業パーソンが選んだアプリを5つご紹介していきます。

今回ご紹介するアプリはこちらです。(クリックで各アプリ紹介へ移動します)

【タスク管理】Todoist~圧倒的な対応プラットフォーム数と洗練されたUI・UX~

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業務におけるプロジェクトはフェーズごとに参加する人数やメンバーが都度変化していくもの。そのプロジェクトでタスクやスケジュールなどを管理していくアプリには当然、多様な端末への対応がマストとも言えます。

「Todoist」は15ものプラットフォームに対応したアプリであるため、プロジェクトメンバーが普段使用している端末でタスク管理を行うことが可能です。また、GmailやOutlookなどのメーラーに拡張機能として利用する、といったこともできるため、利用ユーザのこれまでの作業スタイルにスムーズに取り入れていくことができることは大きな特長と言えます。

そして、定期的な予定も簡単に設定できるため、ルーチンタスクも含めての一元管理が可能です。タスクベースでアプリが設計されているため、直感的な操作にてタスク入れ替えやタスクのシェアが可能で、使っていくにつれて使いやすくなるアプリとなっています。別途プレミアム登録(有料)が必要となりますが、リマインダーを飛ばすこともできるため、タスク忘れとは無縁の生活を送ることができるでしょう。

  • 《特長、ポイント》直観的な操作感で定期的な予定もTodoも一元管理が可能
  • 《アプリ区分》無料(App内課金あり)
  • 《対応環境》Android・iOS・Windows・Webアプリなど
  • 《ポイント》15のプラットフォームにまたがりタスク管理が可能
  • 《公式サイト》https://ja.todoist.com/

【ファイル・ドキュメント管理】OneDrive~デバイスフリーで同期エラーの心配もなし~

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クラウドストレージサービスは、Dropbox、GoogleDriveなどの代表的なサービスについてはPCからでもスマホからでもアクセス可能なサービス設計になっているケースがほとんどです。しかし、アプリの使い勝手に関しては、それぞれサービスによって大きく異なります。

今回おすすめする「OneDrive」はMicrosoftが提供するクラウドファイル共有アプリ。Microsoftと聞いて、「Windows環境では便利でもスマホやMacでは使い難いのでは?」という先入観がある方もいるかもしれません。しかし、実際には対応しているメディア形式も多く、各デバイスでのアプリもUI/UXが洗練された使いやすい設計になっているため、シームレスな情報共有が可能です。

また、この手のサービスで懸念されるのが同期エラー問題ですが、OneDriveはネット上での各種レビューでも評価が高く、実際に利用していても同期エラーが起こることはあまりありません。もちろん、利用環境によって差異は出てくると思いますが、クラウドサービスを本気で進めるMicrosoftにおいても核となるサービスだけに、この点については強く配慮していくことと推察されます。

OneDriveはファイルの対応形式が多く、ビューワーが充実しているので、特に出先でファイルを確認する機会が多い人にとっては、手放すことができないアプリとなるでしょう。

  • 《特長、ポイント》各デバイスに応じたUIで使い易くファイル形式も多くのものに対応
  • 《アプリ区分》無料(15GBまで)
  • 《対応環境》Android・iOS・Windows・Webアプリ・Xbox
  • 《ポイント》対応形式が豊富なビューワー環境
  • 《公式サイト》https://onedrive.live.com/about/ja-jp/

【移動補助】駅すぱあと~電車だけでなくバスまで検索できるから移動の幅が広がる~

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最寄り駅から徒歩で移動するには少し遠いと感じてしまうような訪問先はたくさんありますよね。郊外であれば、車での移動も考えられますが、市街地では訪問時の駐車場確保の問題もあり、なかなか気軽に車を利用するわけにもいきません。そんな時に頼りになるのがバスです。「駅すぱあと」は、バスの時刻表にも対応しており、訪問先の検索時に効率的な訪問経路を組むことができます。地図にプロットされた駅やバス停のピンから出発地や到着地をセレクトできる仕様のため、正確な駅名やバス停の名称を把握していなくても使えます。タブレット版には東京・大阪・名古屋・福岡の路線図や運行情報もあるなど、ユーザ視点での「使える機能」にフォーカスしているため、営業の移動時には強い味方となってくれることでしょう。ちなみに、iOS版はApple Watchとも連動できるようですよ。

  • 《特長、ポイント》効率的な移動をサポートすべく各端末に応じた機能を提供。Apple Watchにも対応
  • 《アプリ区分》無料 ※一部有料サービスあり
  • 《対応環境》Android・iOS・Windows・Webアプリ>
  • 《ポイント》バスの時刻表にも対応
  • 《公式サイト》https://ekiworld.net/personal/service/index.html

【情報収集】カメリオ~自分好みのテーマに合わせてくれる、効率的な情報収集を実現~

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ビジネススキルとして、情報収集は基本中の基本であると共に重要なポイントのひとつ。情報収集系アプリは、忙しいビジネスパーソンにとって今やマストアイテムと言えるほど重要度が増しています。情報収集系アプリは、キュレーターの独自色が強く反映されたものから、情報網羅に注力しているものまで、今やラインアップは多岐にわたります。中でも近年注目を集める、ユーザの好みや閲覧傾向などでパーソナライズするアプリは「情報を探し出す」、「読み込む」手間を大きく軽減してくれるなど、情報収集の強い味方となってくれます。

今回ご紹介する「カメリオ」は、ユーザーのテーマや趣向にあわせた情報収集が行いやすい設計で人気が高まっており、ユーザが利用しているSNS閲覧履歴などからの自動判別や自分で登録したテーマなどから、最新記事が選別されて配信されます。登録できるテーマは日々アップデートされており、現時点で300万ほど。検索ワードや自身のSNS利用履歴などから簡単に登録できるので、気になったテーマをどんどん追加していけば情報のキャッチアップにおける抜け漏れは少なくなることでしょう。たとえば、「営業」というテーマを登録しておけば、ユーザの好みに準ずる営業に関するトピックスが幅広く集まってくるため、営業スキルの向上にも役立てることができます。

また、Web版のUIもアプリライクな設計になっており、シンプルなインタフェースで情報を探しやすくなっているため、現時点でアプリがリリースされていないWindowsタブレットでもストレスフリーで利用できます。電車などの短い移動時間の合間に、タイムラインに表示された要約版を見る、といった使い方で手軽に情報のチェックができます。

  • 《特長、ポイント》ユーザの行動と好みに応じたコンテンツを配信、シンプルなUIでサッと閲覧が可能
  • 《アプリ区分》無料
  • 《対応環境》Android・iOS・Webアプリ
  • 《ポイント》テーマや趣向に合わせた情報収集が可能
  • 《公式サイト》http://lp.kamel.io/

【メモ・ノート・付箋】lino~タスク共有からコラボまで、アイデア次第で活用幅が広がるデジタル付箋~

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メモ、ノート系アプリは数多く出ており、iPhoneではiOS9へのアップデートに伴い、OS標準のメモアプリも手書きに対応するなど、大幅に利用勝手が向上されました。Windowsも10へのアップデートでメモ機能を強化しており、OS標準のメモアプリは年々強化される一方です。そのため、シンプルにただメモするだけであればAndroid以外はOS付標準のものを利用するのが一番と言えるかもしれません。

そこで今回はメモ機能にプラスアルファがあるアプリをご紹介します。

今回ご紹介するのはインフォテリアが提供するデジタル付箋サービス「lino」です。自社提供サービスのため、若干手前味噌なところもありますが、操作感や複数デバイスでの利用が可能なところがユーザからも支持を得ており、現在100万超ダウンロードを記録しており、海外では有名大学の講義などにも利用されたりしています。また今春にいち早くApple Watchにも対応するなど、使いやすさを求めた改善は今なお続いています。

このアプリの特長は大きく分けて3つ。「入力しやすい付箋」、「写真、ファイルも添付可能」、「付箋を共有可能」というところです。

また、キャンバス自体もシチュエーションに合わせて変更できるため、マトリックスのキャンバスを利用してサービスの分析をする、といった用途で利用できます。そしてそのキャンバスを共有できるため、遠隔ユーザとキャンバスを共有しながらミーティングをする、ということも可能です。

また、ウェブページ的に公開することもできるため、たとえば写真や付箋などを組み合わせたイベントのレポートを作成し、それをSNSで共有して不特定多数のユーザに見てもらう、といった用途でも利用できます。

いわゆる「~特化」という形態のサービスではないため、アイデア次第でいろいろとできること、そして複数デバイス対応なのでユーザの環境を選ばない、というところが大きなポイントです。 ぜひ一度ご利用ください。

  • 《特長、ポイント》シンプルな操作感とアイデア次第で広がる利用範囲
  • 《アプリ区分》無料 ※一部有料サービスあり
  • 《対応環境》Android・iOS・Webアプリ
  • 《ポイント》さまざまな用途に利用できる「付箋」を使ったサービス
  • 《公式サイト》http://ja.linoit.com/

まとめ

今回紹介したアプリはすべてマルチデバイス対応のため、PC、スマートフォン、タブレットと端末やOSを選ばず利用することができますが、端末のサイズなどで利用勝手の違いや機能制限は当然のことながら出てくることになります。そのため、ビジネスにおいてチームで一緒に使う場合などはそれぞれ異なるデバイスで利用するケースも少なくないので、注意が必要です。

また、今回アプリ選定時のポイントとして、複数デバイスで利用できることを挙げましたが、それ以外にも自社の状況を踏まえてた選択をおこなうことも重要です。若いユーザが多いチームと年配の方が多いチームでは利用するべきアプリはユーザのリテラシーを考慮すると異なるのがほとんどであるはずです。自社の状況に合ったアプリを選定してみてください。

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