防水・防塵タブレットのまとめ

2013/12/30

どこにでも持ち歩いて使うことのできるタブレット端末。とても便利である一方で、つねに持ち歩くという性質上、水濡れや落とした場合の破損などへの対策もとても重要なものとなります。

防水・防塵仕様のタブレット端末にはどのようなものがあり、それぞれどんなメリットがあるのでしょうか?

最近発売された端末を中心に見ていきます。

waterproof and dustproof tablet

photo credit: ‘Ajnagraphy’ via photopin cc

スタイラスペンが魅力の富士通「ARROWS Tab QH55/M」

富士通は2013年10月、10.1型防水・防塵タブレットとして「ARROWS Tab QH55/M」を発売しました。

Windows 8.1を搭載し、指紋認証への対応や付属のスタイラスペン、USB 3.0とUSB 2.0を各1個ずつ備えたUSBポートなど充実したスペックとなっています。さらに画面は耐薬品仕様となっているため、アルコール系の除菌シートなどで拭くことも可能です。

ARROWS Tab QH55/Mの魅力は、付属のスタイラスペンがさまざまなアプリケーションに対応しているという点にあります。

ペン入力対応のアプリに限らず、文書ファイルや地図などに手書きのメモを追加できることに加え、このペン自体も防滴仕様となっているため、画面が濡れているような状態でも手書き入力が可能であるなど利用範囲がとても広いことが魅力です。

ビジネス利用を想定したシャープ「Mebius Pad」

ARROWS Tab QH55/Mとほぼ同時期にシャープが発表したのは、同じくWindows8.1を搭載したタブレット「Mebius Pad」です。

こちらも手書き入力用のペンが付属した防水防塵仕様となっており、紛失時にはリモートワイプを利用できるなどセキュリティへの配慮もなされています。

さらに拡張クレードルの使用でキーボードやマウス、外部ディスプレイなどとも簡単に接続でき、デスクトップ代わりとして利用できるなどビジネスシーンでの活用を前提とした作りとなっている点が特徴と言えるでしょう。

防水ケースや加工サービスを利用する方法も

これらの防水・防塵タブレットの他に、通常のタブレット端末に防水ケースを装着して使うという方法もあります。

防水ケースは各社の端末に合わせたものが発売されており、手持ちのタブレットを低予算で防水にできることが魅力です。

また、iPhoneの修理やカスタマイズを中心に行うmodcrew社では、薄いナノ皮膜でタブレットを包むことで、デザインや使い勝手に影響を与えることなく防水仕様とする加工サービスを実施しています。

これらの端末やサービスを予算や用途に合わせて活用することで、タブレットをさまざまなシーンで、今よりも安心して使うことができるようになるはずです。

利用範囲が広くなることは、ビジネス利用においては業務の効率化につながる可能性が増えるということです。

防水タブレットは今後、従来では情報機器が導入されずらいビジネスの現場を変革していくことでしょう。

参考

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