世界の24ヶ国でWindows PhoneがiPhoneを抜いた!?

2014/02/13

マイクロソフトは、Windows Phoneが世界の24ヶ国でiOSを抜いたと発表しました。スマートフォンの最後発であるWindows Phoneに、絶大的な人気を誇るiPhoneが負けるとは、にわかに信じがたい話ですが、市場は常に変動しています。

アメリカの調査会社IDCは昨年(2013年)、Androidのシェアはピークを迎えるものの、これから先5年間はトップであり続けるという報告を行いました。

そして、Windows Phoneは、2016年にはiPhoneを抜き、世界シェア2位に躍り出ると見込んでいます。Windows Phoneは、本当にiPhoneを超えるのでしょうか?

Microsoft claims Windows Phone dominance over iPhone in 24 countries

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新興市場に強いノキア

マイクロソフトのコミュニケーションディレクター、クリストファー・フローレス氏は「Windows Phoneは、世界中の14ヶ国で第2位を、24カ国でiPhoneを超えるシェアを獲得した」と語っており、明確な国名を公表することは控えています。

ところで、Windows Phoneのハードメーカーのシェアは、ノキアが90%を占めており、低価格帯に強いと言われています。

マイクロソフトが明確な国名を公表していない理由として、iPhoneは価格が高すぎて、手が出ない国があることを意味し、低価格で販売しているノキアのWindows Phoneに購入意欲を持った顧客を取り込みやすかったのではないかと考えられます。

イタリア市場では、Windows Phoneが大躍進

新興市場だけではありません。市場調査会社カンターは、Windows Phoneがイタリア市場でiOSのシェアを抜いたと発表しました。Windows Phoneのシェアは、13.7%で、iOSの10.2%を3%ほど上回りました。

また、フランス、ドイツ、スペインなどのヨーロッパ市場でも、Windows Phoneのシェアは10%に達しているそうで、いずれでもノキアのWindows Phoneが順調に売れているようです。

Androidのヨーロッパ市場は、71.9%と圧倒的な結果を示しており、Windows Phoneが大きくシェアを伸ばす中でも、まだまだAndroidが大きく君臨しています。

前述のフローレス氏は、今後、マイクロソフトがスマートフォンの低価格層をメインターゲットにしていくのかという問いは否定しており、高価格帯の市場も視野におさめ、価格帯の選択は顧客にまかせるとしています。

ソニーがWindows Phone市場に参入?

最新の情報によると、ソニーがWindows Phoneを年内に発売すると伝えられています。現在、ソニーは、米マイクロソフトと様々な面で交渉を重ねているとみられており、すでにプロトタイプのデザインにすでに着手しているとのことです。

世界的にAndroidのシェアが拡大する一方で、「脱Google」を目指す層が一定以上いることも確かです。情報元は、まだ確実なものではなく噂の段階でが、これが事実ならソニーの4年に及ぶ、Androidとの付き合いに、どんな変革が訪れるのでしょうか?

Windows Phoneのシェアは、前述のように、ノキアが90%、HTCが7%を占めるという、圧倒的なノキア市場です。もし、ソニーが参入すれば、どういった数字の動きをみせるかが見物です。

ソニーは、スマートフォンの売上を大きく伸ばしており、スマートフォン売上シェア第3位の目標達成も近いといわれています。Windows Phoneへの参入は、まさに大きな底上げになるでしょう。

まとめ

PCの世界では、確固たる地位を築いたマイクロソフトですが、スマートフォンにおいては、最後発となりました。しかし、後発としてのメリットを生かし、他社の問題点をうまく改善しています。

例えば、AndroidであればOSのバージョンが同じでもメーカーが提供している機能が違うために、同じアプリが使えないことがあります。一方、アップルは、開発と製造を一社で行うことでマーケットを独占するといった問題点が挙げられます。

今後、最後発のWindows Phoneがこれらの問題点を改善しながらどのような発展を見せるのか目が離せません。

参考

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