手袋をしたままiPadなどタブレットのタッチパネルを操作するベストな方法は?

2014/03/13

寒い時期には、手袋をしたままスマートフォンやiPadなどのタブレットを操作したいということも多いもの。タッチパネル対応手袋やスタイラスペンなど、手袋での操作に対応した商品も増えています。これらはどのように選び、使い分ければ良いのでしょうか?

The best way to operate the touch panel of the tablet while the gloves

photo credit: stevendepolo via photopin cc

タッチ対応手袋は選択肢が限られる

スマートフォンやiPadなどのタブレットのタッチパネルは、指先からの微弱な電流を感知することによって操作しています。そのため、手袋で電流の流れが遮断されてしまうと操作ができなくなるのです。これを解消したのが、タッチパネル対応手袋です。指先部分に導電性のある特殊な繊維を織り込むことで操作を可能にしています。

タッチパネル操作が可能な手袋は、指先部分だけ色の違うデザインになったものが多く、デザイン的に今ひとつと感じている人も少なくないようです。そのような場合には、革製の手袋がおすすめです。指先の導電部分が目立たないデザインとなっているものも多く、ビジネスシーンでも違和感なく使えます。

「スマホッチ」や「てぶタッチ」〜自分の手袋をタッチ対応にする

また、自分が普段使っている手袋をタッチパネル対応にすることのできるアイテムも販売されています。ランドポートの「スマホッチ」やオンサイトの「てぶタッチ」は、液体を手袋の指先に垂らすことでタッチパネル操作が可能になるというアイディア商品。

革手袋や起毛素材には使用できないものの、通常の毛糸手袋であれば対応しているので、市販のスマホ対応手袋に気に入ったデザインがないという場合や、サイズの合うものがない場合には便利です。また、手袋の指先に縫い込んで使用する導電性の糸も市販されています。

スタイラスペンを使う

手袋をしたままタッチパネルを操作するもうひとつの方法は、スタイラスペンを使うことです。スマホのイヤフォンジャックに取り付けることのできるものや、ボールペンと一体化したタイプなど選択肢も広がっています。

もちろん、手袋をしていない時でも利用でき、画面を汚さずに操作できることもメリットもメリットのひとつでしょう。ただしスタイラスペンは、常に持ち歩き、なおかつすぐに取り出せるようにしておかないと意味がありません。

「対応の早さ」vs「スマートさ」で選ぶ

手袋をした状況でのタッチパネル操作は、なにを重視するかで選択するのが良いのではないでしょうか。屋外で頻繁にスマホやタブレットの操作を行うのであれば、すぐに対応できるタッチ対応手袋を使い、スマートさを重視するならスタイラスペンを使うという使い分けをするのがいいかもしれません。

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