展示会で営業担当者がタブレットを使うべき6つの理由

2014/06/04

最近の展示会場において以前よりタブレットの利用が増えていることに気がついた方も多いのではないでしょうか?

タブレットは、上手に活用することで、展示会場であなたの会社の存在価値を高めるツールとなります。通りすぎようとする人々を立ち止まらせ、営業活動に役立てるためのアンケートの実施や、連絡先の収集を容易にします。そして、重たい資料を持ってビジターの間を動き回り、あげく腰を痛める……なんてことともお別れです。

今回は、タブレットが展示会で役に立つ理由を6つのポイントに分けてみていきます。

1. ビジターの興味を惹きつける

顧客の獲得において、展示会場ほど競争率の高い場所はありません。多くの製品が並び、説明する人々であふれかえった会場で、通りすぎようとするビジターを惹きつけることは並大抵ではありません。

そんなとき、iPadやその他の最新タブレットには、瞬時にビジターの注意を惹きつけられる魅力を持っています。そこからどんなサプライズが出てくるのか。まずは、好奇心を持ってもらうことが、潜在顧客獲得への第一歩となります。

2. 資料を最新に保つ

展示会での成功を大きく左右するものに閲覧または配布用の資料があります。念には念を入れて作った資料にも、間違いがあったり、差し替えが必要になったりすることがあります。こういったことが、展示会直前に起こったり開催中に起こったりすると、差し替えにかかる労力や、費用は決して少なくありません。

しかし、こういった場合もタブレットでHandbookのようなモバイルコンテンツ管理(MCM)ソフトを利用していれば、簡単に最新の資料にアップデートすることができます。

3. より効果的な会話

タブレットならば、コンパクトなボディにあらゆる情報を格納することが可能です。顧客の購買サイクルをステージ化して分類しておくことで、ブースを訪れたビジターに合う情報を即座に提供できるようになります。

例えば、目的意識がなく訪れたビジターには訴求力のある写真やイメージを紹介することで、製品に興味を持っていただくことができます。すでに、購入を意識して訪れたビジターには、詳細な製品スペックや、価格表などを使ってより深いところまで掘り下げた会話をすることも可能となります。顧客は製品について十分理解したうえで、購入など次のステップに進むことができます。

印刷された資料で同様のことを行おうとしても、大量の紙の資料を操って顧客からの質問に答えていては、顧客は退屈し、興味を失うかもしれません。タブレットを使うことで、顧客の興味を惹き付けたまま、飽きさせずに効果的な会話を行うことができます。

4. オフライン利用

展示会場では、スマートフォンやタブレット、ノートブックなどあらゆる電子機器がネットワークを利用しようと混雑状況にあります。展示会場でWi-Fiが利用可能でも、回線が混雑した中では求めるパフォーマンスが出せる保障はありません。

そんなとき、資料をオフライン用としてタブレットに保存しておけるツールがいろいろとありますので、Wi-Fiだけに頼らず、展示会で必要な情報にオフラインでもアクセスできるよう、準備しておくことが可能です。

5. 連絡先情報などの即時活用

せっかく展示会場でブースを訪れた人々から連絡先をもらっても、すぐにオフィスに戻りコンタクトをとることは容易ではありません。とくに、展示会が数日にわたる場合や、遠方での開催の場合、展示会が終わって戻ってくるまで手付かずになるのが現状です。しかし、これは貴重な販売時間を無駄にしていることになります。

製品についてのアンケートや連絡先といった情報をタブレットで管理し、そうして集めた情報をオフィスにあるコンピューターと連携することで、会社で待機している営業部門のスタッフに即座に提供することができます。展示会場から集められた有益な情報をもとに、展示会場外において営業活動を開始することで、製品に興味を持ってくれたお客様が興味を失う前にアプローチすることが可能となります。

6. 印刷費・運送費を削減できる

展示会への出展は何かと費用がかかります。抑えられる出費をできる限り抑えることは必須課題です。タブレットを利用することで、パンフレットやカタログの印刷費や運送費を抑えることができます。もちろん、ブースを訪れていただいた人々の記憶に残るようなチラシを用意することも大事ですが、そこにはあらゆる情報を詰め込む必要はありません。本当に必要な情報だけに絞り込んだものにすると、より効果的です。

まとめ

タブレットは、展示会のようなプレゼンテーションの場で、その能力をより効果的に発揮することができます。大画面を使ってデモンストレーションするだけではなく、実際にタブレットにさわり、これを操作し、何かを感じてもらうといった貴重な体験は、紙資料とセールストークだけよりも効果的にビジターの関心を引くことが可能となります。

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