Android vs iOS vs Windows Phone ビジネスに最適なのは?

2014/06/12

Android、iOS、そしてWindows Phone。これらのスマートフォンの中でビジネスに向いているのはどれでしょうか?

それぞれの特長を知ることで、自分の使用環境に合わせた選択ができるようになります。スマートフォンの三大OSを、機能やセキュリティの面から比較してみました。

Android vs iOS vs Windows Phone : Which is best for business?

豊富なアプリが選択できるAndroid

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Androidスマートフォンの大きなメリットの一つに、アプリの豊富さがあります。米アップアニーのレポートによると、Androidアプリを販売するGoogle Playにおけるダウンロード数は、iOSのApp storeを約45%も上回っているとのことです。

また、記憶媒体としてマイクロSDカードが使用できることや、アプリ同士の連携機能が充実している点なども、Androidアプリのメリットとなっています。

ただし、AndroidアプリはiOSやWindows Phone のアプリと比べてマルウエアの検出されるケースが非常に多いという問題があります。マカフィーの調査によると、モバイルマルウエアの98%はAndroidをターゲットにしているそうで、Google Play以外のサイトで公開されているアプリでは、さらに危険性が高くなります。

安全性の高さに定評のあるiOS

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一方のiOSは、アプリが厳選されているために安全性が高いことがメリットとなります。Androidと違ってApp storeのアプリ以外はインストールできず、厳しい事前審査を通過したアプリのみが登録されているため、悪質なアプリを誤ってインストールしてしまう可能性が低いのです。

ビジネスにおいて活用できるツールとしては、無償で利用できるアップル社のiworksがあります。文書作成や表計算、プレゼンテーションなどの編集や表示が可能で、iPhoneやiPadのiOSデバイスの他、Mac OSでも共通して使えることも大きなメリットです。

Officeとの互換性が魅力のWindows Phone

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Windows Phoneの最大のメリットは、Microsoft Officeとの互換性です。クラウドストレージの「OneDrive」にデータを保存すれば、WindowsパソコンやWindowsタブレットとのデータ共有が簡単に行えます。通常の業務でOfficeを使っている人にとって、これは大きな利便性となるのではないでしょうか。

Windows Phone向けアプリも、iOS同様に審査を通過したものしかインストールできないため安全性は高くなっています。しかし、Windows Phoneのアプリは、AndroidやiOSに比べるとまだ少ないのが現状です。

安全性と使用環境から決める

安全性とアプリの充実という点から考えると、iOSはビジネス利用に適したOSと言えるのではないでしょうか。一方で、端末の豊富さやカスタマイズ性の高さを考えると、Androidに軍配が上がります。また、Windowsパソコンとの連携を最優先するのであれば、Windows Phoneを選択肢として考えてみるのも良いかもしれません。

それぞれの特徴やメリット、デメリットを知り、使用環境や何を重視するかといったことを考慮することが、スマートフォン選びには重要です。

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