タブレットと相性抜群「Google Apps」5つの魅力

2015/03/18

ビジネスシーンにおけるGoogle Appsの活躍には、目覚ましいものがあります。メールサーバをGoogle Appsに切り替え、年間数千万円のコスト削減を達成する企業も現れているほど。Google Appsはタブレットなど、モバイル端末との親和性の高さでも注目を集めています。タブレットと組み合わせて使うことで、メールの送受信やスケジュール共有がどこからでも可能に。ここでは、「Gmail」「Googleカレンダー」を含む、Google Appsが持つ5つの機能とその魅力をご紹介します。

タブレットとの親和性が高い「Google Apps」
5つの魅力に注目!

タブレットとの親和性が高い「Google Apps」

Gmail

Google Appsの中でも筆頭格としてあげられるツールが、「Gmail」です。タブレットやスマートフォンといったモバイル端末からでもメールチェックできるのが、Gmailの最大の利点。会社に戻らなければできなかったメールチェックも、Gmail にアドレスを登録しておけば、場所を選ばず確認可能に。タブレットなどの携帯端末があれば、オフィスや客先など、どこにいてもPCメールをチェックできようになりました。さらに、強力な迷惑メールフィルタを備えているのも大きなウリでしょう。

Googleカレンダー

Googleカレンダー」も、Google Apps の中で使用頻度が高いツール。クラウド型になっているため、タブレットなどのモバイル端末と双方向での同期が可能で、出先であっても自在にアクセスできます。「オフラインアクセス」という機能を利用すれば、インターネットに接続できない環境下でもカレンダーのチェックが可能に。また、使うモバイル端末に応じて、インターフェースが自動で最適化される機能もあります。Android 端末、iPhone 端末、Palm web OS 端末には「最適化バージョン」が対応し、Google カレンダー上で予定を編集・削除したり、予定に返信したりすることも可能です。

ハングアウト

ハングアウト」は、オンラインチャットができるツール。ハングアウトはGoogleのソーシャルメディアサービス「Google+」の一機能ですが、2011年にGoogle+がGoogle Appsと統合したことから、Google Appsアカウントを持っていればハングアウトを利用できます。ハングアウトは、文字ベースのインスタントメッセージ送受信だけでなく、音声通話やビデオ通話も可能。世界中のGoogleユーザーと、無料でコミュニケーションができるのです。Webカメラが付いていれば使用端末の制限はなく、タブレットからでも通信可能です。

Googleドライブ

Googleならではのクラウドサービスが活かされているのが、この「Googleドライブ」の機能。Googleユーザーのファイルをオンラインストレージサーバに格納できるサービスです。Googleドライブを使えば、PCはもちろん、タブレットやスマートフォンなど、複数のデバイス間でオンラインストレージを介したファイル共有ができます。“共有”にはファイル閲覧のみならず、ファイルの作成・編集も含まれています。無料で配布されているアプリをダウンロードすれば、タブレットからでもGoogleドライブ上のファイル編集が行えます。

Googleサイト

Googleサイト」は、用意されたテンプレートを使って簡単にポータルを作成し、情報発信・共有としての利用を可能にします。Googleドライブ上にあるファイルやYouTubeの動画などの組み込みも大丈夫。HTMLやCSSなどWebサイト制作に関する専門的な知識がなくても、簡単に利用できるのがうれしいポイントです。Googleサイトを使って社内ポータルサイトを作れば、スタッフ間のコミュニケーションもよりスムーズになるでしょう。

有料版も存在するGoogle Apps。無料版との違いは…?

以上に挙げた5つの機能はすべて、無料で利用できるというのが最大のアピールポイント。その一方で、Googleはビジネスシーンに向けて有料版も提供しています。「Google Apps for Business」と呼ばれるこのサービスは、1カ月あたり1ユーザー500円で利用できます。では、無料版と有料版では何が違うのでしょうか? 主な相違点を以下に挙げました。

  1. ・Gmail(@google.com)以外の独自ドメインメールが使えるようになる。
  2. ・自社のユーザーを一元管理できる管理用コンソールを用意。
  3. ・2)の管理者向けに、技術サポートを提供。

さまざまな機能を持つGoogle Apps。使いこなすのも大変そうですが、タブレットとの親和性が高いことから、外出の多いセールスパーソンの営業効率をアップするツールとして十分に期待できます。事務所に戻らなくても済むような基盤を構築できるので、営業の生産性を飛躍的にアップさせるでしょう!

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