Sony Xperia Z2他この春オススメのAndroidタブレット10選
iPad Air、iPad miniの機能性やスタイリッシュさなど、Apple製タブレットに対する世間の評価は高いですが、Androidタブレットも負けていません。この春登場した、Sony製タブレットのフラッグシップモデルとなるSony Xpeia Z2 Tabletは、iPad Airよりも軽く、防水・防塵を実現しました。
今回は、このXperia Z2 Tabletのほか、企業におけるBYOD(Bring Your Own Device)やCYOD（Choose Your Own Device）にも最適なAndroidタブレットをご紹介します（一部現時点で日本未発売）。
Sony Xperia Z2 Tablet
この春、注目のタブレットは、Sony Xperia Z2 Tabletです。ソニーモバイルが2月に「Mobile World Congress 2014」で発表し、海外で発売を開始した新フラッグシップタブレットで、日本では現在一部の店舗で販売しています。
タブレット市場は、成熟期に向かっていると見られ、ハイエンド製品の販売数量の伸びは鈍化し、低価格のローエンド製品にトレンドは移行しています。そのような中、登場したXperia Z2 Tabletは、フラッグシップを導入することでしっかりとブランド力を作りつつ、商品領域を広げていくという、ソニーの意気込みを感じさせる製品です。
10.1型液晶を搭載、厚みは6.4mmと薄型化され、重量も439g(LTEモデル)と軽量化されました。液晶は「TRILUMINOS display for mobile」と「Live Color LED」を組み合わせています。
- 10.1インチ 解像度1920×1200
- 2.3GHz Qualcomm Snapdragon 801 with Adreno 330 GPU
- Android 4.4（KitKat）
- リアカメラ8.1MP、フロントカメラ2.2MP
- 内臓ストレージ 16GB、32GB
The Google Nexus 7
最新のNexus 7のスペックは、以前のモデルを大きく越える成功を予感させます。拡張用のメモリーカードI/Fが今回も採用されなかったことは残念ですが、メーカー依存せざる得ないOSのアップデートがGoogleによって保障されていることはたいへんな強みとなっています。その他、Wi-Fi、Bluetooth、NFCを搭載し、手軽に持ち歩ける7インチクラスのタブレットとして高機能な一台です。
- 7インチ 解像度1920×1200
- 1.5GHz Qualcomm Snapdragon S4 Pro quad-core
- Android 4.4 (KitKat)
- リアカメラ5.0MP、フロントカメラ1.2MP
- 内臓ストレージ 16GB、32GB
- バッテリー寿命 9時間
EVGA Tegra Note 7
パソコン用のグラフィックボードなどをオーバークロックした製品を販売しているEVGAより、NVIDIA初の独自ブランド「Tegra Note」を「Tegra Note 7」として米国で発売しました。同様に「Tegra Note」をベースとした製品が東芝、ZATAC、HP、ASUS、Kobo、Xiaomiなどから、各メーカーのOEM製品として提供されます。
- 7インチ 解像度1280×800 IPS
- 1.8GHz NVIDIA Tegra 4 processor complete with a 72-core NVIDIA GeForce GPU
- Android 4.3 (Jelly Bean)
- リアカメラ5.0MP、VGAフロントカメラ
- 内臓ストレージ 16GB
- MicroSD カードスロット
- バッテリー寿命 10時間
Amazon Kindle Fire HD
本の電子化で有名になったKindleが、ここに来て本気でタブレット市場に乗り出してきた意気込みが感じられます。以前のKindleに比べ、筐体にはマグネシウムユニボディとガラス繊維ナイロン樹脂成形を使用し軽量化を可能にしました。搭載プロセッサの駆動周波数もあがり、価格を下げながらもスペックアップを可能にしました。
- 7インチ 解像度1280×800 HD
- 1.5GHz dual-core processor
- Fire OS 3.0
- 内臓ストレージ 8GB、16GB
- バッテリー寿命 10時間
Amazon Kindle Fire HDX
Kindle Fireの第3世代となるHDXは、7インチまたは8.9インチが用意されています。Androidをベースにクラウドサービス、コンテンツを楽しみやすいインターフェース、メディアライブラリや仕事効率化アプリなどが追加されました。
- 7インチ 解像度1920×1200 ／ 8.9インチ 解像度2560×1600
- 2.2GHz Qualcomm Snapdragon 800 quad-core processor
- Fire OS 3.0
- リアカメラ8MP(8.9インチモデル)、HDフロントカメラ
- 内臓ストレージ 16GB、32GB、62GB
- バッテリー寿命 11時間
Samsung Galaxy Note 10.1 (2014)
SamsungのフラッグシップモデルGalaxy Noteは、前回よりさらに機能が向上しました。S Penのレスポンスが向上し、「Action Memo」「Scrapbook」「Screen Write」「S Finder」「Pen Windows」など、紙のノートに近い動作でデバイスを操作できる機能や、好きなサイズのウィンドウをS Penで描き、You Tubeや計算機などのアプリにアクセスする「Pen Windows」機能も追加されました。さらに、BYODソリューションとして、アプリやコンテンツを「コンテナ」という領域に入れることでコンテンツを保護することを可能にしました。
- 10.1インチ 解像度2560×1600
- 2.3GHz Exynos quad-core processor
- Android 4.3 (Jelly Bean)
- リアカメラ8MP, フロントカメラ2MP
- 内臓ストレージ 16GB、32GB、62GB
- バッテリー寿命 10時間
ASUS Transformer Pad TH701T
10.1インチクラスの中でもFull HDを実現した薄くて軽量、かつバッテリーライフ17時間という驚きのスタミナを兼ね備えたタブレットです。専用のモバイルキーボードドックには、簡単にデータ共有できるSDHCカードリーダー、高速なデータ転送を可能にするUSB3.0ポート、Androidの設定に関するショートカットキーやタッチパッドが装備され、合体させるとノートパソコンのように使用することができます。
- 10.1インチ 解像度2560×1600
- NVIDEA Tegra 4 quad-core processor
- Android 4.3 (Jelly Bean)
- リアカメラ5MP、フロントカメラ1.2MP
- 内臓ストレージ 32GB、62GB
- バッテリー寿命 17時間
Google Nexus 10
近々、このNexus10に置き換わるタブレットが登場すると噂されています。Googleによって作られたNexusは、メーカーによる差の無い純粋なAndroidを体験できるといえるでしょう。Nexus 7同様、GoogleからOSのアップデートに関するサポートが受けられるところが長所ですが、メモリーカードの拡張スロットが搭載されていない点が短所といえます。
- 10インチ 解像度2560×1600
- 1.7GHz Exynos dual-core ARM Cortex A15 based processor
- Android 4.2 (Jelly Bean) (Android 4.4 にアップグレード可)
- リアカメラ5MP、フロントカメラ1.9MP
- 内臓ストレージ 16GBまたは32GB
- バッテリー寿命 11時間
Samsung Galaxy Mega
他の大型ディスプレイを搭載した「Galaxyシリーズ」と同様に画面を分割表示して複数の機能を同時利用するといったことが可能になっています。一方でSペンのよる繊細なペン入力機能は省かれて、大型のスマートフォンといった位置づけになります。
- 6.3インチ 解像度1280×720
- 1.7GHz dual-core processor
- Android 4.2.2 (Jelly Bean)
- リアカメラ8MP、フロントカメラ1.9MP
- 内臓ストレージ 16GB
- MicroSD カードスロット
- NFC対応
LGエレクトロニクス G Pad 8.3 Google Play Edition
LGエレクトロニクス G Pad 8.3をベースに、メーカー独自のUIを省略し、Googleが提供する最新OS Android4.4のみをインストールしたモデルです。
- 8.3インチ 解像度1920×1200
- 1.7GHz Snapdragon 600 quad-core processor
- Android 4.4 (KitKat)
- リアカメラ5MP、フロントカメラ1.3MP
- 内臓ストレージ 16GB
- MicroSD カードスロット
まとめ
今回は、日本未発売のモデルを含めて、海外の最新情報をご紹介しました。タブレットと一口に言っても、画面のサイズや性能、価格など大きく差があります。特に、Androidは、OSのバージョンによって使える機能が変わってきます。まずは、どういった用途に使いたいのかを考え、それにあったタブレットを選ぶことが後悔しない買い物につながります。
