iPad Air vs. Surface Pro 2〜ビジネス活用に適しているのはどちらのタブレットか?

2013/12/02

HandbookはWindows 8タブレットにも対応しているので、お客様からWindowsデバイスについての質問もよく頂戴します。

なかでも真っ向からのタブレット対決となったiPad AirとSurface Pro 2のご質問が多いです。

どちらも優れたデバイスですが、それぞれ注目すべき特徴があります。本日はその特長を整理してみましょう。

ipad air vs Surface Pro 2

photo credit: mathplourde via photopin cc

2013年はタブレットが大躍進

タブレットにはラップトップやノートブックにはない利点があり、ビジネスの場でもおおいに脚光を浴びています。

米国の調査会社ガートナーの10月のプレス・リリース よれば、2013年のPC、タブレット、モバイルフォンの総出荷台数は23.2億台に到達すると見られています。デバイス別では、デスクトップ及びノートブックが前年比11.2%減の約3億台に対し、タブレットは前年比53.4%の伸長を示し、出荷台数も1億8千万台を超えると見られています。

ビジネスユースで見たiPad Air対Surface Pro 2

iPad Airは形も機能もiOSタブレット。それに対してSurface Pro 2はWindows 8.1 Proを搭載し、ラップトップとしてもデスクトップとしても使用できます。

生産性の比較

それぞれの製品について、メリット・デメリットがあります。

iPad Air

iPad Airはビジネスの場で即座に使用可能というわけではありません。ソフトウェアをダウンロードしたりインストールする必要があります。iPad版のMicrosoft Officeは未だリリースされていませんが、いくつかMicrosoft Office互換のソフトウェアはあります。2013年9月1日以降アクティベートしたiOS7はiWorkが無料です。

iWorkはアップル社のソフトウェアであり、ワープロソフト(Pages)、プレゼンテーションソフト(Keynote)、表計算ソフト(Numbers)の3つを備えています。

iPad Airには、Wi-Fi+Cellularモデルもあり、そちらを購入して通信事業社と契約すると、Wi-Fiネットワークが利用できない時でも携帯電話のネットワークが使える利点があります。Surface Pro 2にはその機能はありません。

モバイル決済を考慮中だったら、何といってもiPad Airがおすすめです。例えばSquareのモバイル・クレジットカード・リーダーとタッチスクリーン・レジスターなど、多くのモバイル決済プロセッサは、現状ではWindowsデバイスのサポートをしていません。逆にiPad用にはSquareから、iPadと組み合わせて利用するPOS端末「Square Stand」も出ています。

Surface Pro 2

Microsoftが『地球上で最も生産性の高いタブレット』と評するSurface Pro 2は、タブレットの形をした完全なWindowsシステムです。Windows 8.1 Proを搭載し、デスクトップやラップトップで出来ることは全てこのタブレットで出来ます。

また、iPad Airと異なり、Microsoft Officeと完全に互換性があり、Photoshop等の重いソフトウェアも使えます。さらに、3個のUSB2.0ポート、1個のUSB3.0ポート、ミニディスプレイポート、ギガビット・イーサネット・コネクション等を備え、フラッシュドライブやセカンドディスプレイなどの外部デバイスへの接続が容易です。

携帯性の比較

持ち運ぶという観点では、iPad Airには薄くて軽いという大きな利点があります。

まとめ

ビジネスユースに向いているのはどちらでしょうか。薄く軽く携帯性に優れモバイル決済のしやすいiPad Airに対し、Microsoft Officeが使える万能型のSurface Pro 2と言えると思います。

例えば、タブレットで電子カタログペーパーレス会議だけをしたいのであればiPad Airがお薦めですし、オフィスファイルの編集が必要ということであればSurface Pro2に軍配があがります。

また会社によってはiOSは既存の管理体制では扱えない可能性があることにも注意が必要です。迅速に導入するにはWindowsに軍配があがることもあります。詳細については、レノボ・ジャパン、WindowsタブレットとHandbookで営業訪問件数の50%アップを迅速に実現をお読みください。

タブレットは汎用で使うことを考えず、目的を絞って導入することが大切です。必要最低限を考えてスモールスタートで導入してください。

もちろん、HandbookはiOSにもAndroidにもWindows 8にも対応しています。お気軽にご相談いただければと存じます。

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