日本ミシュランタイヤの新パートナー向けタブレット活用プログラムを徹底取材
ミシュランガイドの出版でも有名なフランスの大手タイヤメーカー ミシュラン。その日本法人 日本ミシュランタイヤ株式会社のトラック/バスタイヤ事業部では、パートナーであるタイヤ取扱店がタブレットを活用して営業できるようパートナーのタブレットに、営業支援ツールの配信を行っています。
ミシュランのタイヤは「長寿命」が特長、長年使い続けると高いコストメリットが得られます。これをトラック/バスタイヤ事業部のお客様である運送会社様に訴求するには、何年後かのコスト削減効果をお客様に定量的にお見せするのが最も効果的です。しかし、コスト試算をするための営業ツールは、これまでミシュラン社員しか保持しておらず、ミシュランのタイヤ取扱店の営業は紙カタログでの説明に留まっていました。
トラック/バスタイヤ事業部ではほぼ100%パートナー販売ですので、パートナーであるタイヤ取扱店がミシュランタイヤのメリットをお客様にわかり易く伝える環境を提供することはとても重要です。そこで、この課題を解決するため、これまで社内で利用していた試算ツールをHTML5で再制作し、タイヤ取扱店のタブレットに配信、タイヤ取扱店の営業がタブレット上で試算ツールを利用できる環境を整えました。
さらに、試算ツールに加え、「カタログ」や「お客様の声」などもタイヤ取扱店のタブレットに配信することで、例えば「この近辺ではどこの運送会社が使っているの？」というようなとっさのご質問をいただいても配信された「お客様の声」を使用して「コスト意識の高いXX運送様がミシュランタイヤを使用している」というような情報をビジュアル且つタイミングよく提示できるようになり、試算ツールと合わせてお客様ご購入の決断を促進しているとのことです。
その他にもタイヤの推奨空気圧が計算できるHTML5コンテンツもタイヤ取扱店向けに配信しています。今後も年１本程度、タイヤ取扱店向けに配信するHTMLコンテンツを増やされる予定とのことです。
このように、単なるカタログ資料だけでなくHTMLで組まれたアプリケーションを取扱店のタブレットに配信する今回の取り組みは、一歩先を行くミシュランならではの、革新的なパートナー支援プログラムと言えます。
そこで、本取組みをされた日本ミシュランタイヤ株式会社 トラック/バスタイヤ事業部 TBセールスマーケティング部 カスタマービジネス デベロップメント マネージャー 夏目善章 様にこの度取材を行い、「日本ミシュランタイヤ株式会社様 『コスト削減効果のビジュアル化で取扱店が営業し易くなりました』」にまとめました。これまでの経緯や配信コンテンツの詳細、取扱店やお客様の反応、夏目様の目指すことなどを熱く語っていただいていますので、ぜひこちらもご一読いただければ幸いです。
効果的なタブレット活用方法をご紹介
「販売チャネルの強化・活性化とブランディングの向上を同時に実現」についての説明はこちら
事例特集：ミシュランタイヤ様
日本ミシュランタイヤ株式会社 トラック/バスタイヤ事業部では、１年前より取扱店向けにセールスツール、セールス資料をHandbook で配信されています。現在、その効果が現れてきているとのことで、この度、日本ミシュランタイヤ株式会社 トラック/バスタイヤ事業部 TB セールスマーケティング部 カスタマービジネス デベロップメント マネージャー 夏目善章 様にどのようなコンテンツを配信され、どのような導入効果が出ているのかを伺いました。本資料では、取扱店向けのセールスツールとしてのタブレット活用方法をご紹介いたします。
