海外出張族になったら絶対に準備・実行すべき10のこと

2016/03/24

私はインフォテリアに入る前はウェブ屋さんだったのですが、遠隔の人との会議はSkypeばかりで、出張なんてものは軽く都市伝説か何かと思ってるような人間でした。

そんな私が今では下手をすると月に2回も米国やら英国やらに出張するようになりました。もう海外出張なんてなんでもなくなっちゃいました。自分のことをガチでモバイルワーカーとかノマドワーカーと感じています。

でも最初の頃は、周りに相談できる人もおらず、どうすれば効率的になるか、快適になるかを手探りで考えてました。

今日はそんな私の海外出張のコツを紹介します。

1. Priority Passがついてくるクレジットカードを作る

空港には「ラウンジ」というものがあります。要は待合室なんですが、カフェっぽかったりバーっぽいような空港の喧騒から離れられる落ち着いた空間です。

ビジネスクラス以上の方は航空会社ラウンジを利用できますが、エコノミーで移動している人は使えません。

国内のラウンジには入れるクレジットカードも多いですが、海外のラウンジには対応してないことが一般的です。

そこで「Priority Pass」という世界850以上のラウンジを利用することができるサービスに入会する必要がでてきます。

直接Priority Passに入会してもいいのですが、Priority Pass入会の特典がついたクレジットカードを作る方がお得です。

簡単にPriority Passを作るなら楽天プレミアムカードが定番です。年会費1万円程度です。また、MUFG AMEX Goldも年会費2万円でPriority Pass以外にもコンシェルジュやレストランクーポンがついてくるので人気があります。

どうせクレジットカードは複数枚必要ですのでPriority Passがついてくるクレジットカードを作っておいて損はないと思います。

2. 航空会社の会員カードを作り早く上級会員を目指す

ビジネスクラスで移動できる人はこの話も関係ないですが、エコノミーで移動する人にとっては航空会社の上級会員に早くなることは以下のようなベネフィットがあるのでとても大切です。

  • 座席指定の有効枠が広くなる
  • ビジネスクラスチェックインを使える
  • セキュリティチェックで優先レーンを使える
  • ラウンジを使える
  • 優先搭乗できる

ラウンジも航空会社のビジネスクラスラウンジですし、セキュリティチェックで優先レーンを使えるのも助かります。優先搭乗できることで、周囲に気兼ねなく長時間のフライトに備えることができます。

ちなみに、世の中にはANAやユナイテッド航空などが属するスターアライアンスとJALやアメリカン航空などが属するワンワールド、さらにデルタ航空などが属するスカイチームなどの航空会社アライアンスがありまして、その中でならある程度フライトマイルの融通がききます。

ですので、早い段階でどのアライアンス、どの航空会社に集中させるかを決めるべきです。

3. 現地のSIMが刺せるようにSIMフリースマホを準備する

スマホのない出張なんて考えられません。絶対にSIMフリーのスマホを準備して、海外についたらすぐにSIMを買うべきです。

スマホさえあればGoogle MapとUberが使えるので移動能力が飛躍的にアップします。

海外はWifiが多いとかいいますがそんなものは信頼できません。プリペイドSIMを買わない理由になりません。

ちなみにスマホが壊れた時を想定して iPad miniのようなデバイスも持っておくのもオススメです。私は二度ほど救われました。

4. 現地通貨の準備はクレジットカードのキャッシングで済ます

両替とか国際キャッシュカードは面倒ですし、それほどお得でないらしいです。

クレジットカードでキャッシングしてすぐに繰り上げ返済するようにすれば簡単ですし、そんなにレートも悪くないそうです。

こういうのを調べだすとキリがないのです。FX会社とか調べ出しちゃいますよ。だから、考えるのやめてスパッとキャッシングして繰上げ返済してるのが精神衛生にいいです。

5. 荷物を最小限に絞る

荷物を最小限に絞ることが大切というより、自然に何度も出張していると荷物が絞られてくると思います。

荷物が多いと運ぶのも大変だし、フライトの度にカルーセルから出てくるのを待っているのがかったるいからです。あと荷物が多いとバッグから取り出すときに見つからなくて苦労したりします。

基本的には機内持ち込みサイズのキャリーバッグとブリーフケースという組み合わせか、短期間の場合にはリュックにもなるタイプのビジネスバッグだけで出張に出かけます。

6. 空港に1時間半前に着くように動く

どれくらい前に空港に着くのかも結構神経を使うのでルールにしてます。

2時間前が一般的ですが少し早い気がします。

羽田や成田なら電車も安定してるので1時間半前で十分だと思います。

乗るべき電車を調べたらそれをカレンダーに記録しておくと精神衛生上いいと思います。

7. 自動化ゲートを使う

有人の出国審査は大行列しているものですが、自動化ゲートを使えば並ばないしパスポートと指紋をスキャンするだけなので簡単です。

登録は簡単で、窓口にある書類に記入して指紋を登録するだけです。有人の出国審査に並ぶくらいなら、その時間で登録ができちゃうんじゃないかと思うくらい簡単です。

オンラインチェックイン、セキュリティチェックの優先レーン、自動化ゲートを使うことで、搭乗口へ向かう時間を大きく短縮させられます。並ばないで済むので気持ちいいです。

8. ラウンジや飛行機の中ではコーヒーやアルコールは控える

長時間フライトが相手なので、寝つきが悪くなったり睡眠の質が悪くなるものをとるのはなんのメリットもありません。

特にフライト中は気圧の変化が激しいのでアルコールが凄く効いちゃいます。絶対に身体に悪いと思って最近はビールを飲むのすらやめました。

基本的には水が一番いいと思います。

9. 目的地に着いたら空港で一息いれ状況を整理する

長時間フライトを終えたらすぐにでもホテルにたどり着きたいと思うところですが、判断力が鈍っている状態なのでトラブルの元になりやすいものです。

まずゆっくりトイレにいって、次に到着ラウンジかカフェで一息いれて状況を整理した方がいいです。とれるなら軽食もとるべきです。

また、空港周辺の店員は外国人に慣れているので話がスムーズに進みやすいものです。

ですから、私は交通ICカードもすぐに買っておきますし、空港で買うのは割高なのですがSIMもその後の移動ですぐにスマホが使えるので安心なので空港で買ってしまいます。

10. ホテルに着いたら即座にシャワーを浴びて周囲を散歩する

ホテルに着いたらスパッとシャワーを浴びて、すぐに周囲の散歩かジョギングに出かけましょう。仕事の用件を着いたらすぐに入れてしまうのも個人的にはおすすめです。

現地での食事や就寝の時間に身体を強制的にあわせていかなければいけないからです。

ホテルでちょっと一息いれようと思うと結局は寝てしまって時差に勝てません。

基本的には快適さを追求する

私のこの数年間の出張からのアドバイスをまとめましたが、いかがでしたか。

基本的には快適さを追求します。とにかくフライトや移動関連のストレスを減らし、スマホや交通ICカードは普通に使えるようにして、為替についても何も考えないことでストレスを減らします。

快適さを確保することが生産的であるためになにより大切と考えるのからです。

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