安さと使いやすさが魅力!第5世代iPadは地味ながら会社で活躍してくれそうなiPadだった!(2/2)

2017/06/26

前回は第5世代iPadの費用や各種データ・特徴を紹介してきました。

そのネーミングや外面は一見すると地味なマイナーアップデートにも見えるようなものでしたが、バッテリー容量や定価設定を考えると全体的にバランスがとれており魅力的なiPadと見てとれたかと思います。

では、この端末をビジネスシーンで活用するタブレットとして検討した場合には、果たして適しているのでしょうか。最初の想いを検証してみたいと思います。

企業導入する場合のメリット・デメリットを考えてみよう

メリット

1.価格が安い

第5世代iPad 最大のメリットが何といってもその定価設定。32GB Wi-Fiモデルで4万円を切るリーズナブルな設定は歴代のiPadシリーズの中では最安値です。調達担当者にとっては導入へのハードルがやはり下がりますよね。

2.バッテリー性能が優れている

iPad Air 2 に比べて約1.2倍向上したバッテリー容量。公式発表ではありませんが、使ってみると明らかにバッテリー駆動時間はタフで長持ちしているように感じます。外回りが多い営業担当の方など、充電が頻繁にできない場合には非常に優位な点だと感じます。

3.動きがスムーズ

第5世代iPadが搭載しているA9チップ。実質的な一世代前の機種にあたるiPad Air 2のA8チップに比べて70%処理が向上したと発表しています。スムーズな動作で作業もスイスイはかどります。

デメリット

1.少し重く、厚い

iPad Air 2やiPad Proに比べると厚さは1.4mm、重さは約30グラムほど大きくなりました。初めてiPadを使用する方や今まで頻繁に使っていなかった方は気にならないかもしれませんが、最初はやはり少し野暮ったく感じるかもしれません。

2.画面の反射が防げない

反射防止コーティングとフルラミネーション加工が施されなくなったことで、ガラス面に蛍光灯や太陽光などが反射して画面が見えにくくなることがあります。必要に応じて、市販の反射防止フィルムなどで対策をする必要があります。

3.Apple PencilやSmart Connectorは使えない

最高のスタイラスペンと評価が高いApple PencilやSmart Keyboardのような外部アクセサリーとの接続に役立つSmart Connector端子は使用できません。業務上これらのアクセサリーを必要とする場合はiPad Proを購入する必要があります。

機能面で見てみると、A9チップの快適なレスポンスと処理能力は、メールの送受信、社内ポータルやグループウェアへのアクセス、社内資料の閲覧など、業種職種問わず事務仕事の相棒として充分活躍してくれることでしょう。

バッテリーの容量が大きいため、小まめに充電ができない環境でも使えるのは企業の現場目線からしてみると一番のメリットとも言えるかもしれません。結局、電源が切れてしまうと仕事できなっちゃいますもんね。

但し、繊細な美を追求するクリエイティブな業務の方やApple Pencilを活用したいといった場合はiPad Proを導入する必要があります。

まとめ

今まで私たちが期待するような派手なアップデートを見送り、まるでWindows PCやAndroidタブレットのビジネス向け端末のように標準的に手堅いスペックかつ、価格を抑えてリリースされた第五世代iPad。

iPadでMicrosoft Officeが使えることをアピールするCMを流すなど、企業導入を狙って新iPadをリリースしたと思わせるような側面があるようにも個人的には思いました。

実際のところ、チップ性能ではiPad Air 2を上回り、サクサク動き非常に快適です。

それに加え、バッテリー容量の向上は素晴らしく、それでいて低価格を実現したことはやはり企業にとって魅力的なモデルであることが間違いありません。

「新iPadらしさ」とも言える外見のスマートさやゴージャスさを期待していたファンには肩すかしだったかもしれませんが、第5世代iPadは素朴かつ質実剛健な仕上がりかつコスト面でiPad導入を見合わせていた企業の背中を押すような端末でした。

ただし、第五世代iPadの導入と共に、Handbookの導入は忘れないようにしてくださいね!

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