【2015年度版】ビジネス現場で役に立つ 新着ビジネス系アプリ5選

2015/12/21
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タブレットやスマートフォンをビジネスで活用するためには、ビジネス現場で“使える”アプリの存在が不可欠です。長年にわたり実績のあるアプリは安心感がありますが、新しめのアプリも端末スペックの向上に伴いできることが広がったりしているなど、見過ごすことはできません。

しかし、日々増え続けるアプリ、何を選んだらいいのかわからない、という方も少なくないはず。そこで今回の記事ではビジネスに役立つアプリを、リリースから1~2年以内に限定してピックアップ。それぞれオススメのポイントをご紹介していきます。

また、「定番系アプリ」をご覧になりたい方は以前、特集した【2015年下期版】スマートデバイスを使いこなす営業パーソンが選ぶ ビジネス系おススメアプリ5選も合わせてご覧ください。営業に役立つ定番アプリをご紹介しています。

新興アプリのビジネス活用におけるメリットとデメリット

新興アプリには、タブレット・スマートフォンなどの端末側に要求されるスペックが高かったり、リリース直後ならではの不具合が多く安定しなかったり、といったデメリットがあることも確かです。

一方で、新興アプリはアップデート対応が行われやすく、定番機能の最適化が行われている傾向があるため、これらのデメリットを十分に補っているものも少なくありません。メリットを考えると、最新の技術と利便性を享受するために、端末自体を最新の機種に買い替えることも選択のひとつです。

それではさっそくご紹介していきましょう。

今回ご紹介するアプリはこちらです。(クリックで各アプリ紹介へ移動します)

【Office Lens】カメラ撮影で簡単にデジタル化~Office連携でより便利に!~

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ミーティングの際、ホワイトボードに書かれた項目などをメモがわりに写メするシーンはよくあります。しかし、それらを資料に落とし込むには、打ち直しの作業が発生してしまうなど、二度手間な感が否めません。Office Lensであれば、カメラで撮影したホワイトボードの内容をWordやPowerPointなどのファイル形式で保存することができるため、文字起こしなどの手間を軽減することができます。

また、このような簡易スキャナやOCR的な使い勝手にとどまることなく、ドキュメントの共同作業や共有ができるOneDriveのようなMicrosoftの他サービスとの連携が容易なところも見逃すことができないポイントでしょう。ミーティングの参加者が撮影し、OneDrive上にアップしたパワーポイントファイルを元に、ミーティングに参加していないメンバーが共有資料に落とし込む、というような連携を容易にします。もちろんWindowsのみならず、iOS、Androidにも対応しているため、デバイスフリーな情報共有が可能となることもビジネスでは大きなメリットになるのではないでしょうか。

  • 《カテゴリ》文章管理
  • 《アプリ区分》無料
  • 《対応環境》Android・iOS・Windows
  • 《ポイント》撮影した書類画像からWordなどの編集可能なドキュメントファイルへ変換可能
  • 《開発元》Microsoft Corporation
  • 《公式サイト》https://www.microsoft.com/ja-jp/store/apps/office-lens/9wzdncrfj3t8<

【さかのぼりレコーダー】過去の音声を録音~聞き逃しを防ぐボイスレコーダーアプリ~

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ミーティングの際、重要なキーワードのみ聞き逃してしまったり、長尺な録音ログの中から必要な箇所を抽出するのが困難だったりすることは、誰しも一度は経験したことがあるでしょう。そんな時に重宝するのが【さかのぼりレコーダー】です。有料版もしくは、auスマートパス版であれば、最大で60分さかのぼって保存することが可能です(※無料版では、最大10分まで)。

バックグラウンドでアプリが立ち上がっている間、RAMに記録されている音声を保存する仕組みとなっているため、RAM容量が小さい端末では、有料版であっても60分さかのぼることができない可能性が高いので、できる限り、RAM容量の大きな端末で使用することをおすすめします。常にバックグラウンドで立ち上げておくと動作が重くなってしまいますが、曜日や時間を指定して自動起動させたり、Googleカレンダーの予定と連動させて自動起動させたりすることも可能であるため、常駐させておく必要もありません。詳しい技術仕様がELECOM提供のページにあるので、利用の前にはそちらをご覧頂くとよいかもしれません。

【参考】ELECOM さかのぼりレコーダー

なお残念ながらAndroidのみの対応で、iOSユーザーは60秒しかさかのぼれないという制約があります。iOSユーザーは、本アプリとは別の開発元となりますが、【さかのぼりボイスメモ(有料)】を、聞き逃し対策用途で活用できるかもしれません。そちらも合わせてご確認ください。

【TimeTree】スケジュール管理の決定版!~スレッド形式でスムーズな情報共有~

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チームやグループごとにスケジュール共有サービスが異なるのは、参加するプロジェクトが多くなれば出てくる“あるある”です。仕事とプライベートは別でも、スケジュール帳が別になっていると、ダブルブッキングしかねません。そんな時に力を発揮するのが、様々なスケジュール管理サービスやツールと連携可能なアプリです。「TimeTree」はGoogleカレンダーやExchangeだけでなく、OSカレンダーとの連携も可能なため、仕事上の複数のプロジェクトもプライベートも一括管理が可能です。

また、スケジュールごとにスレッド形式でメッセージのやりとりもできるため、チーム内の情報共有もスムーズに行えます。そのため、営業部の注力案件や編集部の特集記事のやりとりを、スレッド形式でリアルタイムに情報をやりとりしながら進める、というようなビジネス用途での利用も増えています。

  • 《カテゴリ》スケジュール管理
  • 《アプリ区分》無料
  • 《対応環境》Android・iOS
  • 《ポイント》様々なスケジュールを集約することが可能
  • 《開発元》JUBILEE WORKS, Inc.
  • 《公式サイト》http://timetreeapp.com/ja/

【参考】TimeTree開発者へのインタビューを下記ページで掲載しています。 /blog/2015/10/28/calender-app-timetree-startup-report/

【Mobile Bee】Androidの必需品~簡単操作でスマホを最適化~

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便利なアプリをどんどんインストールしていくと、気付かぬうちにバックグラウンドで稼働しているアプリが増え、特にAndroidでは、ハイスペックなデバイスであっても動作が重くなってしまうことがあります。

この状態では、快適なパフォーマンスは得られません。そこで、タブレットやスマートフォンを最適化することが重要となってきます。

【Mobile Bee】は2015年10月にリリースされたばかりですが、ユーティリティ系カテゴリで人気のアプリ「ぼく、スマホ」シリーズを開発するFullerが開発したこともあり、簡単な操作で通信量、バッテリー、ストレージの最適化が行えるわかりやすいUI・UXが特長です。また、黒を貴重とした画面デザインでスタイリッシュでもあるため、「ぼく、スマホ」のようなかわいいのは苦手かな、という方にはオススメと言えるでしょう。MVNOやリーズナブルなデバイスを利用している場合の、通信料やストレージ、バッテリーに対する不安を解消してくれます。

【Weblio英語辞書アプリ】無料英語辞書の決定版!?~シンプルかつ馴染みやすいUIで単語力アップ!~

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マニュアルや技術ドキュメントに英語しか存在しないなど、ビジネスシーンではグローバルな企業でなくとも英語を要求されるケースが年々増えつつあるのではないでしょうか。文中のわからない単語をサクサク調べるには、【Weblio英語辞書アプリ】がオススメです。辞書機能のみに特化しているため、忙しい中だとフラストレーションの元になる余計な機能がないため、ストレスなく利用することができます。

一部機能の利用は会員登録(無料)が必要になりますが、例文や共起表現の検索にも対応しており、よく調べる単語をワンタッチで単語帳に登録する機能もあるなど、ビジネスで使えるアプリと言えるでしょう。

また、WeblioのWebのUIを踏襲しつつスマホでのフリック動作にも対応するなどバランスが良いUIのため、Webでの検索に慣れているユーザーにとっても非常に馴染みやすいUIであると言えます。

まとめ

今回はリリースから1~2年以内の新興アプリを中心ご紹介してきました。実務に直結するスケジュール管理やツール系のアプリ、ビジネスを円滑に進めるための学習をサポートするためのアプリ、そしてこれらの挙動を最大限活かすことができるよう、タブレットやスマートフォン自体を最適化するためのアプリまで、幅広いラインナップとなりました。

タブレットやスマートフォンのビジネス活用においては、アプリの活用が重要であることは言うまでもないことなのですが、少しでも多くの端末で有効活用できるようにとの思いでピックアップしたためです。実務支援からスキルアップに至るまで、アプリの活用次第では、スマートデバイスはどこまでもビジネスにおける強い味方となってくれることでしょう。

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