デキるビジネスパーソンはプレゼンテーションもスマートにタブレット端末で実施する際に気をつけたい3つのポイント

2016/02/02
20160128_ビジネス出張

ビジネスパーソンにとって「プレゼンテーション」スキルの重要度は増すばかりです。

顧客や投資家に向けた「魅せる」テクニックも駆使したプレゼンテーションに限らず、社内でも「プレゼン」する機会は増加の一途にあると言えるでしょう。

「プレゼン」のお決まりのアイテムと言えばノートPC+プロジェクターを思い浮かべる方も少なくないと思いますが、タブレット端末ならば同じ、いやそれ以上のプレゼンを手軽に、荷物も軽く実現することができます。

ではどんな準備、注意が必要なのか、今回はそのあたりをお伝えいたします。

「タブレット端末でプレゼンテーション」のメリットとは?

まず具体的な話に入る前に、そもそもの「タブレットでプレゼンテーション」のメリットを考えてみます。タブレット端末でプレゼンテーションをおこなうメリットは以下の3つです。

  • ・荷物が軽くなる
  • ・素早く起動し準備時間が短い
  • ・直感的に操作ができる

例えば、代表的なノートPCとタブレット端末を比較してみましょう。


      ノートPC タブレット端末
メーカー MacBook Let’s Note RZ iPad Air 2 ZenPad S
画面サイズ 12インチ 10.1インチ 9.7インチ 7.9インチ
厚さ 13.1mm 19.5mm 6.1mm 6.9mm
重さ 920g 745g 437g 298g

画面サイズの大きさにより違いはあるものの、タブレット端末の軽さと薄さはどれもノートPCを凌駕しています。

もちろん、2in1PCのような軽くてキーボードも付属するものもありますが、プレゼンテーションだけならばいっその事外して持ち歩くのも一考です。

また、起動時間の短さも大きなポイントと言えるでしょう。

さっと立ち上げてタッチパネル上で直感的に操作したら準備完了、という「スマートなプレゼンテーション」がタブレット端末ならば簡単に実現できます。

「スマートプレゼン」に必要な3つのモノ

続いては「タブレット端末でスマートなプレゼンテーション」に必要なものを順に紹介していきます。

プレゼンテーションのための「ソフトウェア」

まず最初に挙がるのはプレゼンテーション用のソフトウェアです。

iPad端末とMacを併用するならばプレゼンテーションソフトはKeynoteが筆頭に来るでしょう。「美しく」「綺麗な」プレゼンテーションが簡単に作れるため、手軽にスマートなプレゼンテーションを実現できるのはとても魅力的と言えるでしょう。

しかしながら、多くの方は会社ではWindows、出先にてタブレット端末、という環境がほとんどだと思います。昨年、MicrosoftはiOS、Android向けの「Power Point Mobile」を相次いでリリースしていることもあり、OSを選ばずに利用できるPower Pointの利用メリットは高まっています。

ただし、タブレットはプレゼンテーションの資料を作成する、大幅に修正する、といった用途には不向きでオススメできません。そのようなケースが想定される場合は外付けのキーボードを利用するべきかもしれません。

とくに、既に決まったプレゼン資料が準備されている場合や、動画や写真を臨機応変に組み合わせてプレゼンをしたい場合には、弊社が提供しているHandbookも有力な候補です。

Handbookにはプレゼン資料を編集する機能はありませんが、様々な資料をスムーズに組み合わせてプレゼンを進めていくための機能やインターフェースが備わっているのです。

Handbookとタブレットを活用した営業についてのページから、詳細のメリットや導入事例などをご確認ください。

表示のための投影機器

次に必要なものが、プレゼンテーションのファイルを表示する機器です。

最近はデジタル化の進展でプレゼン会場となるような場所には、プロジェクターや大画面の液晶ディスプレイがある場合がほとんどです。

タブレット端末からこれらの機器にはWifiやBluetoothで接続するケースがも増えてきていますが、HDMIまたはVGAケーブルを介しての接続がまだまだ主流です。お使いのタブレット端末に応じて以下のようなケーブル、備品を準備しましょう。

<iPad向け>

●Apple Lightning – Digital AVアダプタ
img_pesen_01

iPadのLightning端子をHDMI端子に変換するアダプタです。映像および音声の出力に対応しています。

●Apple Lightning – VGAアダプタ
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Lightning端子をVGA端子に変換するアダプタ。音声出力には対応していません。

<AndroidWindowsタブレット向け>

●サンワダイレクト MHL変換アダプタ 500-HDMI011MH
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Androidタブレット端末の多くで搭載されているmicroUSB端子をHDMI端子に変換するアダプタ。映像および音声出力に対応しています。

●Ugreen HDMI to VGA変換アダプター
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HDMI端子をVGA端子に変換するアダプタです。HDMI端子を搭載しているAndroidタブレット端末などで利用できます。音声出力には対応していませんが、3.5mm音声出力端子があるので、別途スピーカーなどを接続すれば音声の出力ができます。

上記の機材のほか、HDMIケーブルやVGAケーブルがあれば、タブレット端末からプレゼン資料を出力することが可能です。

表示のための機器がない場合

プレゼンをする場所にプロジェクターや大画面の液晶ディスプレイも何もないということは稀にあることだと思います。

そういう場合でも、少人数であればタブレットならスムーズにプレゼンを行うことができるでしょう。

また、最近では、モバイル前提の小型プロジェクターが手ごろな価格で購入することもできます。

<モバイルプロジェクター>

●サンワサプライ HDMIモバイルプロジェクター 400-PRJ014BK
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小型のHDMIプロジェクター。明るさは85ルーメン。スピーカーが内蔵されているので音声付きのプレゼンテーションも可能。スマートフォンなどの外付けバッテリーとしても利用できます 。

●キヤノン ミニプロジェクター C-10W
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タブレット端末やスマートフォン、パソコンなどからWi-Fi経由で無線接続が可能。アクセスポイントがない場所でも、直接無線LANでの接続ができます。バッテリー内蔵で最大約2時間の連続駆動ができるので、コンセントのない場所でも安心です。

また、せっかくモバイルプロジェクターを持参しても、環境によっては輝度が不足し、普通の壁に向けて投射したらほとんど見えない、なんて悲しい結果になることも。

そうした事態を未然に防ぎたければ壁に貼り付ける用の持ち運びホワイトボードがオススメです。

<持ち運び用ホワイトボード>

●コクヨ 軽量ホワイトボード マグネットシート
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マグネット式のホワイトボード。丸めて持ち運べます。サイズは450×300mm~1200×900mmまで4種類あるので、状況に合わせて使い分けてもいいでしょう。

●セーラー万年筆 セーラーどこでもシート
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静電気で壁などに貼り付けられるシート。白色なのでプロジェクターのスクリーンとして使えるのはもちろん、ホワイトボード用のマーカーで書き込んだり、消すことも可能です。

まとめ

ノートPCと比べて、タブレットは軽快に持ち運べる反面、できることが限られているというイメージがあります。

しかし、現在はノートPCと同じくらい性能もアプリも周辺機器も充実してきているため、かなりのことがタブレットでこなせます。

しかもプレゼンテーションは、基本的にあらかじめ作った資料を見せて説明するもの。

ならば、今のタブレット端末の性能で充分こなせます。わざわざ重いノートPCを持って行く必要はありません。タブレット端末があればいいのです。

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