銀座メガネ、店舗スタッフが語るタブレットの店舗導入効果
銀座メガネは東京を中心に44店舗を展開する眼鏡・コンタクトレンズ専門店で、豊富な品揃えを誇っていること、また、豊富な品揃えの中から、お客様に最適な眼鏡・コンタクトレンズをセレクトいただけるよう店舗スタッフが適切かつ親身にアドバイスできることが最大の強みとなっています。
各店舗には、複数メーカーの商品を1枚にまとめた「機能/料金比較表」が本部より届き、店舗スタッフは比較表を見て、各商品の特長、差違を把握します。しかし、ここ最近、カラーコンタクト、遠近両用コンタクトなど、コンタクトレンズを中心に取扱商品数が急増し、新商品が次々と登場することから、「機能/料金比較表」の更新頻度が高まり紙資料の郵送では追いつかなくなって来ていました。
そこで、2014年5月より各店舗にタブレット(iPad)を導入し、簡単且つ安全に本部から全店舗のiPadに資料や画像を一斉配信することができるクラウドサービス「Handbook」で各店舗に「機能/料金比較表」をタイムリーに配付する方式が導入されました。
店舗でのタブレット利用開始から半年が過ぎた今、具体的にどのような効果がでているのか、この度、銀座メガネの店舗スタッフの方にヒアリングさせていただきました。
Q. 「タブレットは本部から届いたけれど、実のところは利用していない」などということはないですか?
(笑)。実はタブレットは最初は若いスタッフしか利用していませんでした。シニアスタッフはこれまでのやり方のほうが肌にあっていたようです。しかし、料金比較表など紙を探すよりもタブレットで参照したほうがはるかに効率がよいので、着実に店舗内での活用が進んで来ています。
Q. 「Handbook」は役立ってますか?
はい、「機能/料金比較表」の最新情報がすぐに届きますし、各メーカーの売れ筋商品の「商品カタログ」や「商品画像」なども本部から「Handbook」に届きますので便利に活用しています。
Q. 「Handbook」は具体的にどのようなメリットを店舗スタッフにもたらしましたか?
新商品の機能早見表をタイムリーに確認できる
これまで、新商品の詳細の仕様が本部から届くまでは、必要に応じ、各スタッフが各メーカーWebサイトに個別にアクセスして確認していましたが、今ではタイムリーに本部から「Handbook」で各社の機能早見表一覧が送られてくるので、すぐにタブレットで確認することができるようになりました。
商品の特長を予習できる
接客の合間に本部から送られて来た早見表を参照し、どの商品がどのような特長を持つのかを予習しておくことで、特定スペックで商品を探されているお客様から質問を受けてもどの商品が対応しているのか、即答できるようになりました。
紙資料削減
本部から頻繁に送付されて来る価格表などの紙資料は店舗内で整理するのが大変でしたが、今では最新の価格情報を「Handbook」で確認することができるようになり、紙を整理する手間が省けました。
拡大表示により訴求力アップ
細かな機能比較表が配信されて来ても、接客の際にお客様に関心のある部分だけをiPadで拡大表示してご紹介ができるので、紙に比べお客様の訴求力を高めることができます。
Q. 「Handbook」以外にも利用しているアプリはありますか?
眼鏡の種類によって、どのように見えるのかを疑似体験できるメーカー提供アプリも一部使用しています。
今回の取材を通して銀座メガネが店舗導入したタブレットは確実に店舗スタッフの商品スキル向上、接客力向上に寄与していることがわかりました。そして、そのことは誰よりも銀座メガネのお客様にその恩恵が及んでいることを実感しました。このようなタブレットの利活用がもっともっと広がると良いですね。
なお、今回取材にご協力いただきました銀座メガネの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
効果的なタブレット活用方法をご紹介
店舗でのタブレット活用の成功事例
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- コネクシオ、量販店販売員のタブレット活用を促進し接客差別化
- ネッツトヨタ富山、タブレットで店舗のコミュニケーションを活性化
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- アデランス、活用履歴から状況に応じた最適なコンテンツを配信
- 銀座メガネ、店舗スタッフの「接客力」向上にタブレットを活用
- ハイアット リージェンシー 東京、写真、PDF、HTML5のリッチコンテンツをフル活用
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小売業の現場でお客様に商品を提案、販売できる人材を育てるためには、接客ノウハウを学ぶための場が必要不可欠です。
本資料では注目されているタブレットやスマートフォンなどを活用して現場の教育を行う「環境づくり」や「導入メリット」について成功事例を交えてご紹介します。