トレンドサイクルが早い美容商材カタログは即デジタル化!薬機法への対応も万全に
数ヶ月おきに新製品が登場し、トレンドもすぐに変化する美容業界。その都度カタログを制作するのはかなりの手間とコストがかかります。
また、美容商材カタログ作成時に留意しなければならない薬機法(旧薬事法。医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)への対応も、冊子の場合、作成後に修正、変更することは困難です。これらのことから、いま美容商材カタログをデジタル化した、タブレットカタログが注目されています。
タブレットカタログならコストダウンと薬機法対応を簡単に実現
女性の“美”をつくる美容業界の製品・サービスは、品物そのものだけでなく、カタログの美しさ、センスも売上を大きく左右します。常に製品・サービスに合わせてオシャレなカタログを作成することが理想ですが、トレンドがめまぐるしく変わり、小ロット生産も多い美容業界において、その都度対応するのはコストがかかり、利益の圧迫にもつながります。
この頻繁な情報更新にも対応できるのが、デジタル化したタブレットカタログです。紙のカタログよりも低コストなだけでなく、完成後に修正点が見つかったり新製品が次々と登場したりしても変更や追加ができるため、常に最新情報のカタログをお客様に提示することができます。さらに、カタログをデジタル化しておけば、美容商材カタログ作成時に誰もが頭を悩ませる“薬機法”に基づく文章の修正、変更をしたいときにも、即対応が可能になります。
- 冊子カタログ=該当箇所を消したりシールなどで隠したりするか、冊子そのものの使用を取りやめることになる
- デジタルカタログ=該当箇所を修正すれば、見た目の美しさを損ねることなく使える
チェーン店でのタブレットカタログ利用は本社サーバーで管理が安全
作成したタブレット用カタログを本社と支店などの複数店で共有する場合は、一般的に2つのパターンが考えられます。
1.本社でデジタルカタログを作成、PDFファイルや画像、映像データにして各支店にメールやデータ便で送る
- メリット
管理ソフトの導入をしなくても、パソコンやタブレットで操作可能。 - デメリット
更新の都度、全店それぞれでデータを更新する必要があるため、店舗によって伝達情報にムラや欠落がおきたり、どれが最新の情報が分からなくなったり、一般公開前情報が外部に漏れる心配がある。
2.デジタルカタログを専用管理サーバーに保管、各支店はタブレット端末やスマホを使ってサーバー内のデジタルカタログを閲覧
- メリット
管理者だけが情報更新すれば、全店が同じ最新情報を共有できる。サーバー管理ソフトを導入するので、個人情報や社外秘情報のセキュリティー度が高まる。 - デメリット
管理ソフトの導入コストがかかる。
つまり、ひとつの店舗のみでデジタルカタログを使う場合は1の方法でもじゅうぶんですが、支店があり、全店で同じレベルのサービス、セキュリティーを提供したい場合は2の方がより良い、ということになります。
管理ソフトは手持ちのタブレットやスマートフォンで使えます
会計レジとしてタブレットを導入している美容室やエステサロンなどが全国に増えている反面、会計ツール以外には利用できていない、仕方が分からない、という声も多く挙がっています。管理ソフトなどのモバイルツールは、会計用として使っている、手持ちのタブレットやスマートフォンで利用できます。
たとえばデジタルの美容商材カタログを全店のタブレットで共有使用する場合、管理者がカタログをインターネット上の専用サーバーにアップロードすると、サーバーを共有できる設定をしたタブレットで同じカタログを閲覧できます。管理者がカタログの内容を更新すると、共有している人もリアルタイムで更新内容を見ることが可能です。
直接メールやファイル便で送る場合と違い、サーバーにアップロードされた情報を閲覧するシステムは、ダウンロードの手間が省けるところも魅力。大容量の美容商材カタログデータでも、小さなタブレットひとつで共有できます。
タブレットカタログはコストカットや見た目の良さだけでなく、マーケットの動きや薬機法などの規定変更に合わせた内容のアップデートを可能にし、セキュリティー向上にも役立つ、これからの美容業界に欠かせない営業ツールとして、認識されはじめています。
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