コンテンツ流用防止にも!ネイリストなどの資格検定教材はタブレットで提供
手に職をつけたい人に大人気となっている、ネイリストやエステをはじめとする美容・健康・ファッション関連の資格、検定取得講座。それにともない、資格およびディプロマを取得させるためのスクールの数、そして種類も増えています。
めまぐるしく変わるマーケットに、ペーパーテキストの限界が
授業になくてはならないもののひとつがテキストですが、一度作ってしまったら長年使える……とはいかないのが悩みの種です。マーケットは日々変化しているため、今日の最新情報も明日には過去の話になってしまいます。現時点での最新技術が一ヶ月後に更なる新しい技術にとって変わられるなど、日常茶飯事です。
薬機法が変わったり、新しい講座が増えたり、講義内容をブラッシュアップするたびにテキストを作りかえるのは、コスト面を考えるとあまり現実的ではありません。かと言って訂正文を記載したペラ紙をテキストに差し込むにも、同じくコストがかかるばかりでなく、見逃したり落ちてなくなってしまったりして読まれない可能性もあります。
資格検定講座にタブレットテキストを導入してマーケットシェア拡大
そこで導入したいのが、タブレットテキスト。その名のとおり、テキストをデジタル化してタブレットで閲覧してもらう方法です。そのメリットは、
- ペーパーレスになり、紙代がゼロに
- 印刷~製本の手間がなくなる
- たった一文字の誤字でも簡単に修正できる
- 修正痕が残らないため、修正しても見栄えが悪くならない
と、かなり効率的になります。印刷~製本の手間と費用がかからなくなれば、そのぶん受講料を下げて競争力をあげることも可能に。通信教育やオンライン講座なら尚のこと、デジタルテキストでの講義は双方にとって便利になります。
卒業生にも最新情報を提供することでスクールの質をキープ
卒業生が実践で使える接客用チャートやお客様用資料を提供するスクールの場合は、クラウドを使ったタブレットテキストがとくに便利です。
スクール側としては、卒業生には資格取得後もスクールが発信する最新の情報をこまめにチェックして、それぞれアップデートをしてもらいたいものですが、実際に資格をとって活動しはじめた卒業生が定期的にスクールのサイトやメルマガをチェックする機会は少ないのが現状。スクールの規定や景品表示法、薬機法、衛生管理基準などが変わってもきちんと伝わらず、いつまでも古い教材や資料のまま接客していることが多々あり、これが蔓延すると、まるでスクールのコンテンツそのものが古いような印象になってしまいます。
とはいえ、卒業生たちに「こまめにチェックするように」とアナウンスしても、徹底するのは至難の業。それなら、運営側が全員の教材や資料を一括して更新できる「クラウド管理システム」を導入してはいかがでしょうか。
クラウドは、オンライン上で情報を一括管理してくれる場所で、閲覧許可を得た人だけにクラウドを介して情報を共有することが出来ます。
たとえばモバイルコンテンツ管理システム「Handbook」のサービスを使用した場合、管理者となるスクール運営側が教材や資料の情報を更新してクラウドに預けると、閲覧許可を受けた受講生や卒業生たちもクラウドを介して同じ更新情報を閲覧できるため、情報の更新作業は管理者のみがおこなえば済み、情報鮮度の差を防ぐことが出来ます。
実際に「Handbook」を活用している大手タイヤメーカーの日本ミシュランタイヤ様では、取扱い店に提供する「営業支援ツール」のプラットホームを「Handbook」にしたところ、よりお客のパーソナルニーズにそった最新の情報を、迅速に提供できるようになったそうです。
<Handbook導入企業インタビュー>
お客様自ら操作しコスト削減効果をシミュレーション タブレット導入から1年、ミシュランタイヤ取扱店営業の「質」向上以外にも、様々な効果が
Handbookでは、許可を受けた人以外への教材ダウンロードの禁止設定が可能。アクセス制限、外部アプリへのデータ渡し制御設定もでき、コンテンツがむやみに拡散される危険を最小限に防ぎます。
タブレットテキストならトリートメントやスタイリングの動画レクチャーが可能
また、タブレットテキストにすれば動画も組み込めるので、紙のテキストでは表現しにくかった上下左右からみた立体的な説明が可能になります。
ボディトリートメントなら写真では見えにくい部分のマッサージ方法を、ネイリストならネイルの施術手順を、目の前でお手本を示す感覚で見せることができます。
コンテンツの盗用防止が知財ビジネスの課題
昨今、知的財産の無断引用被害を訴える声が後をたちません。
新たに開発したネイルのデザイン方法を知らないネイルスクールの教材に勝手に使用されたり、オリジナルのファッションスタイリングを誰かに盗用されてしまったりと、さまざまなトラブルが発生しています。試行錯誤して作り上げた独自のビジネスを、いとも簡単に真似され商用利用されてはたまったものではありません。
ネット社会における現代で完璧に阻止することは難しいとしても、せめて知的財産をまとめた資料や画像、動画などのデータの公開、利用範囲を、Handbookなどのサービスを利用して管理者がコントロールできる環境にしておくだけでも、盗用を防ぐ手立てになります。
反対にコントロールさえできれば、万一盗用された場合、オリジナルであることの証明になるので、知的財産を文書・映像化しておくほうが良いということになります。
必要な資料を、必要な人に、必要な時いつでも届けられ、必要な人を管理者が設定できる。クラウド管理を利用したタブレットテキストには、ペーパーレス以外にもメリットがたくさん備わっています。
効果的なタブレット活用方法をご紹介
店舗でのタブレット活用の成功事例
- F・O・インターナショナル、マニュアルのクラウド化で店舗運営を効率化し人手不足を解消!
- コネクシオ、量販店販売員のタブレット活用を促進し接客差別化
- ネッツトヨタ富山、タブレットで店舗のコミュニケーションを活性化
- 清月記、葬儀打合せにタブレットを活用し、顧客満足度を向上
- アデランス、活用履歴から状況に応じた最適なコンテンツを配信
- 銀座メガネ、店舗スタッフの「接客力」向上にタブレットを活用
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- 事例から学ぶ、モバイルを活用した学習フレームワークの実現
小売業の現場でお客様に商品を提案、販売できる人材を育てるためには、接客ノウハウを学ぶための場が必要不可欠です。
本資料では注目されているタブレットやスマートフォンなどを活用して現場の教育を行う「環境づくり」や「導入メリット」について成功事例を交えてご紹介します。