タブレット徹底比較【iOS編】— iPad Air 2 VS iPad(第4世代) —

ビジネスに適したタブレットはどちら?【2015冬】iPad vs Surface Pro徹底比較!
2015/04/10

タブレットデバイスの牽引役にもなったiPadを、最新のiPad Air 2 と2年ほど前に発売されたiPad(第4世代)で比較してみます。

iPad Air 2 とiPad(第4世代)

左がiPad Air 2、右がiPad(第4世代)。

iPad Air 2 と iPad(第4世代)のスペックは、以下のとおりです。

主なスペック

※1 発売当時に搭載されていたOSとなります。どちらのiPadも最新iOS 8.3にアップデートできます。
※23G/LTE + Wi-Fi、またはWi-Fiモデルがあります。
iPad Air 2 iPad(第4世代)
OS ※1 iOS 8.1 iOS 6
ディスプレイ(inch) 9.7 9.7
縦横比 4:3 4:3
解像度 2,048×1,536 2,048×1,536
画素密度(PPI) 264 264
タッチスクリーン
プロセッサ Apple A8X Apple A6X
メモリ(GB) 2 1
最小ストレージ(GB) 16 16
最大ストレージ(GB) 128 128
バッテリー駆動時間 最大10時間 最大10時間
フロントカメラ(Pixel) 1.2M 1.2M
バックカメラ(Pixel) 8M 5M
USBスロット × ×
SDカードスロット × ×
ビデオ出力 Lightning変換 Lightning変換
3G/LTE接続 ※2
キーボード × ×
スタイラスペン同梱 × ×
Office対応
本体重量(g) 444 662
本体厚さ(mm) 6.1 9.4
本体 高さ×幅(mm) 240×169.5 241×185.7

日本での発売は、iPad(第4世代)が2012年11月30日、iPad Air 2が2014年10月24日と、2年ほどの間で、更なる改良が加えられています。主な変更点は、以下のとおりです。

本体

iPad(第4世代)とiPad Air 2の本体の高さは、ほぼ変わりませんが、幅が16mmほど、厚みが3mmほど小さく、本体重量も約200g軽くなっています。以前よりも持ち運びしやすくなっているのではないかと思います。

ディスプレイ

画面サイズ、縦横比、解像度、画素密度には変更がありませんが、iPad Air 2には「フルラミネーションディスプレイ」(ディスプレイ部分の薄型化と光の反射や拡散の抑制、視野角の拡張)と「反射防止コーティング」が採用されており、屋外で利用する場合でも外光での反射を抑えて、画面が見やすくなっています。

プロセッサ・メモリ

iPad(第4世代)では、32ビット2コアのApple A6Xプロセッサ、1GBのメモリが採用されていましたが、iPad Air 2では、64ビット3コアのApple A8Xプロセッサ、2GBのメモリに変更されています。iPad(第4世代)とiPad Air 2で同じ処理を行うと、処理性能が優れたiPad Air 2の方に軍配があがるようです。

カメラ

iPad(第4世代)からiPad Air 2のフロントカメラの画素数には変更がありませんが、バックカメラの画素数が5Mから8Mに変更されています。

なお、iPad(第4世代)も現時点(2015年4月時点)でiOS 8.2にアップデートできますので、カメラのバーストモードやタイマーモードなど、ハードウェア要件を満たし、iOSに搭載された機能であれば、使用することができます。

撮影した画像の違い

左がiPad(第4世代)、右がiPad Air 2で撮影した画像。

iPad Air 2で撮影した画像の方がiPad(第4世代)の画像よりも鮮明に撮れていることが確認できます。

iOSの最大の特長は、OSとデバイスの設計や開発から、iOS向けのアプリケーションストア「App Store」の運営に至るまで、アップルが一手に手掛けている「垂直統合型」になっている点ではないでしょうか。

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