タブレット徹底比較【iOS編】— iPad Air 2 VS iPad(第4世代) —
タブレットデバイスの牽引役にもなったiPadを、最新のiPad Air 2 と2年ほど前に発売されたiPad(第4世代)で比較してみます。
左がiPad Air 2、右がiPad(第4世代)。
iPad Air 2 と iPad(第4世代)のスペックは、以下のとおりです。
主なスペック
iPad Air 2 | iPad(第4世代) | |
---|---|---|
OS ※1 | iOS 8.1 | iOS 6 |
ディスプレイ(inch) | 9.7 | 9.7 |
縦横比 | 4:3 | 4:3 |
解像度 | 2,048×1,536 | 2,048×1,536 |
画素密度(PPI) | 264 | 264 |
タッチスクリーン | ○ | ○ |
プロセッサ | Apple A8X | Apple A6X |
メモリ(GB) | 2 | 1 |
最小ストレージ(GB) | 16 | 16 |
最大ストレージ(GB) | 128 | 128 |
バッテリー駆動時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
フロントカメラ(Pixel) | 1.2M | 1.2M |
バックカメラ(Pixel) | 8M | 5M |
USBスロット | × | × |
SDカードスロット | × | × |
ビデオ出力 | Lightning変換 | Lightning変換 |
3G/LTE接続 ※2 | ○ | ○ |
キーボード | × | × |
スタイラスペン同梱 | × | × |
Office対応 | △ | △ |
本体重量(g) | 444 | 662 |
本体厚さ(mm) | 6.1 | 9.4 |
本体 高さ×幅(mm) | 240×169.5 | 241×185.7 |
日本での発売は、iPad(第4世代)が2012年11月30日、iPad Air 2が2014年10月24日と、2年ほどの間で、更なる改良が加えられています。主な変更点は、以下のとおりです。
本体
iPad(第4世代)とiPad Air 2の本体の高さは、ほぼ変わりませんが、幅が16mmほど、厚みが3mmほど小さく、本体重量も約200g軽くなっています。以前よりも持ち運びしやすくなっているのではないかと思います。
ディスプレイ
画面サイズ、縦横比、解像度、画素密度には変更がありませんが、iPad Air 2には「フルラミネーションディスプレイ」(ディスプレイ部分の薄型化と光の反射や拡散の抑制、視野角の拡張)と「反射防止コーティング」が採用されており、屋外で利用する場合でも外光での反射を抑えて、画面が見やすくなっています。
プロセッサ・メモリ
iPad(第4世代)では、32ビット2コアのApple A6Xプロセッサ、1GBのメモリが採用されていましたが、iPad Air 2では、64ビット3コアのApple A8Xプロセッサ、2GBのメモリに変更されています。iPad(第4世代)とiPad Air 2で同じ処理を行うと、処理性能が優れたiPad Air 2の方に軍配があがるようです。
カメラ
iPad(第4世代)からiPad Air 2のフロントカメラの画素数には変更がありませんが、バックカメラの画素数が5Mから8Mに変更されています。なお、iPad(第4世代)も現時点(2015年4月時点)でiOS 8.2にアップデートできますので、カメラのバーストモードやタイマーモードなど、ハードウェア要件を満たし、iOSに搭載された機能であれば、使用することができます。
左がiPad(第4世代)、右がiPad Air 2で撮影した画像。
iPad Air 2で撮影した画像の方がiPad(第4世代)の画像よりも鮮明に撮れていることが確認できます。
iOSの最大の特長は、OSとデバイスの設計や開発から、iOS向けのアプリケーションストア「App Store」の運営に至るまで、アップルが一手に手掛けている「垂直統合型」になっている点ではないでしょうか。
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