東海交通機械、タブレット活用で即応体制を整え作業品質向上を実現
約500種の作業マニュアル配信から技術力向上の研修まで、幅広い活用で保守員の対応力を向上
東海交通機械株式会社は、JR東海グループの一員として技術力と創造力で社会に貢献し、お客様へ安全と安心をお届けすることを第一に、新幹線・在来線車両の検査・修繕、及び改札機などの出改札機器をはじめエレベータ・エスカレータ等の駅設備の検査・修繕、工事を実施している。
同社では出改札機器の保守にタブレットを導入し、協力会社を含め保守員120名が利用している。全80ブックのうち8割が作業マニュアル、その他、周知事項や連絡簿、会議資料などを配信している。また、Handbookの試験機能を活用し保守員向けにテストを実施し、技術力や知識レベル向上に活用している。
課題・目的
- マニュアルの種類が多く、全てを現場に持ち込むことができなかった
- 事故情報など重要な周知事項の回覧を行っているが、周知状況を把握する事が難しかった
- 全保守員が集合する機会が少なく、研修の反応や知識レベルが把握しづらい
選定のポイント
- 他社製品と比較し、求めるセキュリティレベルに対してHandbookが最も優れていた
- 協力企業も含めて利用するため、グループごとのアクセスコントロールを重視
- ダウンロードの可否選択、有効期間設定などがありコンテンツ管理が行いやすい
効果
- 全てのマニュアルの電子化により、現場で手順の即時確認が可能となり、作業の時間短縮を実現
- 重要な周知事項の配信にアンケート機能を活用、閲覧確認を実施し周知を徹底
- 知識定着として毎月簡易テストを実施、保守員のスキル向上に加え把握が可能に
毎月1日に1週間の回答期限を設けてテストを配信。全保守員に対し回答徹底を促すことで、個々の保守員のスキルを把握。また、Handbookの利用の定着化にも繋がっている。
現場で紙に記入し事務所のPCから報告していた竣工報告作業を電子化。タブレット導入後は竣工報告書を作成し、Handbookにアップロードすることで紙コストや工数削減に貢献している。
ユーザーのひと言
今後、多くの協力会社に対して、各社毎のコンテンツを登録予定のため、セキュリティへの対応やコンテンツのアクセスコントロールがきちんと行える点は安心して利用できるサービスです。
またテストやアンケート機能の活用によって、スキル向上だけでなく、直接集まる機会が少ない保守員との距離感が近くなったのもHandbookの成果の1つだと感じます。今後は、未使用の機能なども取り入れ更に活用を続けていきたいと思っています。
東海交通機械株式会社
出改札システム部 EXIC課 玉井 祐行 氏(たまい まさゆき)
東海交通機械株式会社 | |
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所在地 | 〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南1-23-27 新笹島ビル |
会社概要 | 東海交通機械株式会社は 昭和51年3月に浜松交通機械株式会社として創立。昭和63年7月に東海交通機械株式会社へと社名変更しました。 鉄道車両関係では
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従業員数 | 約1,160名 (2017年6月現在) |
導入時期 | 2015年7月 |
U R L | http://www.t-ckk.co.jp/index.html |
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