日産・自動車大学校、
実習の動画化でエンジン音や実験内容を繰り返し閲覧、復習。学生の学習スタイルを変革し、成績の向上を実現
日産・自動車大学校は全国にある5校が連携し、高度な自動車エンジニアを目指す方々が最新で実践的な技術と知識を楽しく学べる学校である。日産自動車の全面的な協力のもと、常に最新の情報をベースに多岐にわたった最新教材車両で実践的な実習や講義を進めている。
同校では、学生へより良い学習環境を提供するため、モバイルを活用しHandbookで教材や実習動画の配信を行っている。学生は時間や場所を問わず、いつでもどこでも自主学習を行うことができ、成績向上につながっている。
課題・目的
- 授業の学習効果を高めるため、「紙」中心からモバイルを活用した教材、動画を配信する仕組みを模索していた
- クラス・学年・学科・学校単位での一斉情報展開について、メールなどバラバラなツールの利用により、精度も低く煩雑な作業を余儀なくされていた
選定のポイント
- 各校のWiFi環境が異なるため、オフラインでスムーズに利用できること
- 教員、学生の端末はBYODで運用するため、マルチOS対応であること
- 学生を組織階層で柔軟に管理でき、他のツールと連携統合することで、適切な範囲の学生にタイムリーに情報展開が出来ること
効果
- 隙間時間で実習の動画を繰返し閲覧するなど、学習意欲が向上。閲覧ログから学習実態を把握し、閲覧数が多い学生の成績が向上していることが判明
- ツールがHandbookに統合され、学生向け情報展開の遅れ・漏れが解消。情報共有の一元化・均質化を実現


実習の際に多くの参考書を閲覧することは困難なため、Handbookで教材を配信し閲覧している。
「エンジンの燃焼」「ブレーキエア抜き」など1度きりの実演などは動画を撮影し配信。学生はいつでもどこでも閲覧可能になったうえ、授業を思い出しやすいと好評である。
ユーザーのひと言

教材共有だけでなく「掲示板」や「一斉同報」、「安否確認」「学外職員資料配布」など様々な場面で活用しており、Handbookはなくてはならないツールとなっています。
全学生が毎日見る掲示板をHandbookに移したことで、閲覧の習慣化が徹底され、学習時の利用も定着しています。今後はさらに実習動画を増やすなど、学生の「自主自立」意識の育成につながる学習環境拡充を目指しています。
日産・自動車大学校
総務支援部 課長 システム担当 主幹 林 泰功 氏(はやし やすこと)
日産・自動車大学校 | |
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所在地 | 〒241-0014 神奈川県横浜市旭区市沢町910 |
会社概要 | 栃木・横浜・愛知・京都・愛媛と展開し、在籍学生数は1,800名を誇る。日産自動車株式会社や全国の日産販売会社をはじめ、その他自動車関連会社に数多くの卒業生を送り出している。 |
導入時期 | 2011年3月 |
U R L | https://www.nissan-gakuen.ac.jp/ |
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