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夢見る、ロボット教室の継続学習動機付けにクイズ・テストを活用

全国25教室480名の児童のタブレットに授業テキスト、宿題クイズ、テストを配信

夢見る株式会社は、人気急増中のロボット教室「ロボ団」を運営している。受講者数、教室数が増大する中、紙テキストの印刷、配付が運営上の課題となりつつあった。そこでHandbookを導入し、各児童のタブレットに授業テキストを配信することで資料配付の効率化を図るとともに、宿題クイズ・テストも配信し、家庭での復習を促し継続学習の動機付けに役立てている。

Point

  • 受講者数増大に伴い1授業30~50ページに及ぶ授業テキストのコピー、
    配付が負担に
  • 本部から授業テキストや宿題クイズ・テストをHandbookで、児童が持参する
    タブレットに配信
  • テスト結果でご褒美がもらえる仕組みや家で復習できる環境提供で継続学習の
    動機付けに寄与

Handbookコンテンツ

夢見る株式会社は小学生を対象とした人気ロボット教室「ロボ団」を運営している。そのユニークな教育法により「ロボ団」はスタートから3年で25教室、児童数約900名と急成長、急拡大を続けている。

授業テキスト配付の課題をHandbookで解決

「ロボ団」は1児童あたり1レッスン30~50頁の授業テキストを利用する。テキスト内にはロボット組み立て手順が図解されているため、毎回フルカラーのコピー・配付が必須だった。

しかし、授業テキストの紙配付は運営側に負担な上、児童も過去のテキストを持参することが手間となる。過去のテキストを持参しなかったため、授業中に以前習った手順を見直すことができない児童も出始めた。

さらに、全国に教室展開されると、本部側から授業テキストを各教室のスケジュールに合わせてファイル送付したが、内容に訂正、差し替えが発生すると、すでにコピー準備済みだった教室では再コピーをしなくてはならないなどの問題も発生した。

このような様々な課題を解決するため、同社では授業テキストの紙配布を廃止し、児童が持参するタブレットへの資料配信へと切り替えることとした。

同社 CTO清水 亮佑 氏はタブレット利用に先立ち、選定候補となるタブレット配信ソフトウェアを各社に資料請求。届いた資料を比較検討した結果、以下の理由から「Handbook」を採用することとした。

(1)アクセスコントロール機能

直営店だけでなくフランチャイズ店の教室もあり、教室毎に管理者を分けられること、異なる教室のイベント情報などは参照できないよう厳格にアクセスコントロールできることが必須要件だった

(2)クイズ・テスト機能

Handbookにはクイズやテストの機能もあり、これまで実現できなかった家庭での復習に活用できると考えた

(3)ユーザーインターフェース

小学生の指でも簡単に操作できる大きなブックアイコン、セクションリスト

(4)従量課金

ユーザー数に応じた課金体系となっていること、初期費用が発生しないこと

(5)レスポンスの良さ

資料請求/問い合わせの回答がどこよりも早く、また導入設定についての質問にも親身に応対。企業としての対応の良さを感じた

現在、全25教室に授業テキストをHandbookで配信している。既に33ブック、530ファイルの配信に活用しているという。これにより印刷コスト、配付コストの削減はもとより、資料差し替えが授業直前でも簡単にできるようになったなど様々な運用上のメリットを享受している。

また、「ロボ団」は月2回土曜日の開催だが、2週間前に習ったことを忘れてしまう児童も多く、同社では家での復習のしくみも模索していた。そこでHandbookのクイズ、テスト機能を利用し宿題の配信も新たに開始した。

児童はまず宿題クイズを何度か繰り返し解いた後、完全に理解できたら最後に1回テストを解く。テストで満点をとるとガチャガチャやお菓子と交換できるロボ団専用通貨がもらえるしくみも用意した。

各児童のクイズ実施回数やテスト結果はHandbook StudioからCSV出力し本部・各教室担任が確認、次回の宿題作成や授業フォローなどに活かしている。

このように授業テキスト、宿題クイズ・テストを児童のタブレットに配信することで、家での復習環境が整い、児童のモチベーション維持、途中離脱抑止に役立っているという。「ロボット制作に夢中な児童は家で宿題クイズをとても楽しそうにずっと解き続けているという報告を親御さんよりいただきます。中にはロボットを家にも買い、タブレットで次回以降の授業テキストを見て全部先につくってしまう熱心な児童も出始めています。タブレット利用に半信半疑だった親御さんも今ではタブレット利用について高い評価をいただいています」と清水氏は話す。

今後の展開

今後はHandbookのログ収集・分析をさらに進めていく予定だ。「ロボ団は来年度、生徒数が今の倍になります。生徒数が増えることでHandbookのアクセス情報やテスト結果が学習力、離脱率とどのような相関関係となるのか、より統計的に分析していけると考えています。」と清水氏は語る。

ロボット制作を通じて身に付く「思考力」、「問題解決力」、「やり遂げる力」は20年後の社会で活躍するために重要な能力となる。未来を創る人財育成のため、そのしくみを日々ブラッシュアップする「ロボ団」の中でHandbookは今後さらに活用が進む。

夢見る株式会社
夢見る株式会社
CTO
清水 亮佑 氏(しみず  りょうすけ)
夢見る株式会社
所在地: 〒591-8023
大阪府堺市北区中百舌鳥町5−6
中百舌鳥駅前ビル5F
会社概要: 「共働きを応援する」「世界でも勝負できる人財を育てる」ことをミッションとし、ロボット教室、学童保育、英会話教室などを開講。従来の教育業界の常識にとらわれず、革新的なサービスを展開している。
設立: 2012年11月
導入時期: 2016年1月
U R L: http://www.robo-done.com/
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